春陽文庫<br> 大雷雨夜の殺人

春陽文庫
大雷雨夜の殺人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 396,/高さ 16cm
  • 商品コード 9784394398011
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三丁目の書生

3
 アマゾンカスタマーレビューでは 「不木の不出来な作品を中心に集める」 「本書を手に取る意味はさほどない」 という酷評もあります。  しかし本書解説で山前譲さんは 「小酒井作品の持ち味を楽しむのに恰好の一冊」 と書かれています。  まあ各人が読んで判断すれば良いでしょう。  私は楽しめました。  特に 「好色破邪顕正」「烏を飼う女」のような作品が好きです。  https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/03/05/2002472023/03/06

MIRACLE

0
バラエティに富んだ短編集。全体的に謎の解決が弱い、と感じた。「読者諸君!」と語りかけて、筆者が直接、読者にたいして真相を明らかにしていて、驚いた。最後に、霧原警部の特等訊問をまとめて読んでみたい。2012/12/31

あずき

0
「大雷雨夜の殺人」「愚人の毒」「メデューサの首」「人工心臓」「謎の咬傷」「烏を飼う女」「抱きつく瀕死者」「雪の夜の惨劇」「好色破邪顕正」の全9編。「愚人の毒」「抱きつく瀕死者」は他にて既読。小酒井不木を好きな理由は、やはりどんでん返し的な要素。地団駄を踏む程ではないにしろ、素敵にどんでん返してくれる。そこに医学的要素が加味されることで、さらに推敲されて、もうタマラナイのである。改造社の全集を是非手に入れて、全て読み尽くすのが夢。あえて、恋愛曲線なんかを選んでいないところが、また春陽文庫版のニクイとこw2012/08/10

ぼんど

0
スタイリッシュなオチの「愚人の毒」、さりげない伏線が効いてる「烏を飼う女」が好き。「人工心臓」は短編SF版「ペット・セマタリー」と言ったところか?2012/05/15

あおたま

0
さすがに時代を感じる書きっぷりだが、大正を感じさせるのは嬉しい。2022/03/10

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