春陽文庫<br> 殺人迷路;悪霊物語

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春陽文庫
殺人迷路;悪霊物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784394301356
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

新聞がバラバラ殺人事件を報じていた朝、探偵小説作家の星田は雑誌記者の津村を相手に、“完全なる犯罪”などというものはこの世に存在しないとの論陣を張って深夜に帰宅すると、「貴下の“完全なる犯罪”なしとの説に対し、人間の手により“完全なる犯罪”の計画を遂行する。充分の研究により犯人を突き止められよ」の文字通りの挑戦状が届けられていた。新潮社が昭和7年に刊行した全作書下ろしの『新作探偵小説全集』の付録として発行された『探偵クラブ』に連載された「殺人迷路」は、乱歩をはじめ10作家により書き継がれて本格物として結末づけられている!はたして“完全なる犯罪”は可能なのか…。他に、『講談倶楽部』昭和29年9月増刊号に一挙掲載の「悪霊物語」を併収した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カノン

2
悪霊物語を推します!面白い!ゾクゾクしました。こちらはミステリアスな出来で、美しい少女と老人形師(蝋燭人形職人)と作家と明智小五郎が出て来ます。作家は怪談めいた犯罪小説を書いており、書いてる途中の作品と同じ不気味な出来事が次々に起こる。その妖美たる文に、私は…堕ちて行く。果たして、あれは蝋人形なのか本物の人の死骸なのか。誰が殺ったのか。これは一体、誰なのか。夏の一夜にどうぞ。2015/07/24

渋谷英男

1
悪霊物語では加賀美課長と明智小五郎が共演、それだけでも読めて良かった。☆22024/03/16

氷沼

0
再読した際にコメントしようかと思いましたが、イマイチ面白くなかった記憶があるので再読はしないと思います。

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