内容説明
美術商・稲垣平造と名のる毒蜘蛛のような怪紳士の正体は?女事務員募集の3行案内にひかれて稲垣のもとを訪れた里見芳枝は、その日から消息を絶った!稲垣のために殺された芳枝の死体は胴・足とバラバラに石膏細工の中にとじこめられてしまった!芳枝と瓜二つの姉・絹枝も稲垣の毒手にかかり、江の島の水族館の水槽内にその死体は浮かべられた!「青ひげ」このおそるべき凶悪犯人の目的は何?不敵な挑戦状を受けて颯爽と立ちあがったのは義足の犯罪学者・畔柳友助博士とその助手・野崎三郎青年であった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわ
4
江戸川乱歩2作品目。初の長編です。 蜘蛛男の正体は割と序盤から分かりました。犯人暴きという楽しみよりも乱歩の表現する世界観が独特で目が離せませんでした。タブーなものをのぞき見したい、怖いもの見たさがかきたてられます。個人的には「D坂の殺人事件」の方が好きです。次は「心理試験」に挑戦します(^^)2015/01/06
キリ
4
あらすじの石膏細工にとじこめられる美女…のあたりで読んだ気になってたけど未読だった。それと助手って重要!と思った。2011/11/27
もっちぃ
3
明智小五郎登場作品を順番に読んでいるのですが、 今回は「一寸法師」が見当たらず、 飛ばして「蜘蛛男」を読みました。 導入部分の気味の悪さ、犯人の犯行動機の異常性、 乱歩作品らしさが溢れ出ていて、先が気になってあっという間に読み終えました。 話が進むにつれて展開が読めそうに感じるのですが、 二転三転あり、その辺りもぼくは楽しめました。 2024/03/27
まつり
3
江戸川乱歩先生は初読みでした。昔の作品なので、多少の読みにくさはあったが、おおむね楽しめた。現代小説に慣れているせいか、捜査陣のツメの甘さが歯がゆかった。電話もろくにない時代だもの。捜査も今みたいなわけにはいきませんよね。結論を急ぎすぎる私はゆっくり乱歩先生の作品を楽しむ気持ちが足りないと反省。2018/05/20
めい
3
いまいち。2015/08/03




