内容説明
私たちは、言葉を介して、精密な情報のやり取りができているだろうか。理屈無き「共感」に流されてはいないだろうか。現代における雑駁な日本語表現を添削し、伝えたいことを明確にした文章作成法・言語表現法を学ぶ。その具体例として、寺山修司や塚本邦雄といった前衛歌人たちも影響を与えた斎藤茂吉を中心に、短歌の表現を読み解いていく。震災後の言語の変化も視野にいれながら、より良いコミュニケーションのための日本語使用法を知る。
目次
第1部 いまの日本語(「“ことがら”情報」の言語化:ゆるむ枠組み;もっと簡単に!情報と言語量;バランスのよい言語化)
第2部 感情・感覚の伝え方(斎藤茂吉の短歌をよむ;茂吉と二人の歌人;災後の日本語を考える)
著者等紹介
今野真二[コンノシンジ]
1958年神奈川県生まれ。1986年早稲田大学大学院博士課程後期退学。高知大学助教授を経て、清泉女子大学教授。専攻は日本語学。主な著書に『仮名表記論攷』(清文堂出版、第30回金田一京助博士記念賞受賞)他、多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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