春陽堂ライブラリー<br> 野蛮の言説―差別と排除の精神史

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春陽堂ライブラリー
野蛮の言説―差別と排除の精神史

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784394195016
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C1320

内容説明

人類の長い歴史の中には、他者を蔑視し排除する言葉が常に存在していた。コロンブスの新大陸発見、ダーウィンの進化論、ナチ・ドイツによるホロコースト、そして現代日本における差別意識まで、古今東西の著作を紐解き、文明と野蛮の対立を生む人間の精神史を追う。人間が人間を「野蛮な存在」とみなす言葉がなぜ生み出されてしまうのか、全15回の講義から考える。

目次

イントロダクション 私たちの“闇の奥”
1 “野蛮”の源流―言語・法・宗教(西洋の“野蛮”観;文明と野蛮の構図;人種差別と奴隷制)
2 啓蒙思想と科学の時代(ナチュラリストと哲学者;展示されたひとりの女性;ダーウィン『種の起源』のインパクト;『人間の由来』と社会ダーウィニズム)
3 植民地主義からホロコーストへ(『闇の奥』と植民地主義;忘却されたジェノサイド;ナチズムの論理と実践;ナチ優生学と安楽死)
4 日本社会の“闇の奥”(近代日本の“闇の奥”―人類館、朝鮮人虐殺、七三一部隊;ヘイトスピーチと相模原事件;“野蛮の言説”とどう向き合うか)

著者等紹介

中村隆之[ナカムラタカユキ]
カリブ海フランス語文学研究。アフリカ系文化全般を視野に入れた“環大西洋文学”の展望で研究を続ける。現在、早稲田大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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