内容説明
アンナ・マグダレーナ・バッハとは誰だったのか。大作曲家の妻、母としての素顔…未亡人としての境涯を遺された娘たちの行く末とともに描く。
目次
「そのうえ、今の私の妻はなかなかよい澄んだソプラノを歌うゆえに…」―伝記的エッセイ(ハンス=ヨアヒム・シェルツェ)
アンナ・マグダレーナ・バッハと娘たち―資料と伝記的素描(ツァイツでの幼年期;ヴァイセンフェルスでの娘時代;ケーテン―宮廷歌手としてのキャリアの始まりと結婚;ライプツィヒ―バッハ夫人として;未亡人アンナ・マグダレーナ・バッハ;遺された娘たち;ライプツィヒに留まったアンナ・マグダレーナとヨハン・ゼバスティアン・バッハの子孫たち)
著者等紹介
ヒューブナー,マリーア[ヒューブナー,マリーア][H¨ubner,Maria]
1952年生まれ。ライプツィヒ大学で音楽学を学んだ後、1987年よりバッハ=アルヒーフの学術研究員。バッハ博物館で催される数多くの展示会の企画を手がける。研究領域は、バッハの家族の歴史
伊藤はに子[イトウハニコ]
1952年福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部卒(図書館・情報学)。ケルン大学修士課程修了(音楽学修士Magister Artium)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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