出版社内容情報
毎日新聞連載の名物コラムで新しい音楽批評の地平を切り開いてきた著者の最新エッセイ集。味わい深い名文が冴え渡る138編を厳選(2017年夏以降)。日々の暮らしの中の音楽の意味、名演奏家達のコンサート聴取記等、コロナ禍の中の音楽と文化のありようを照射。
内容説明
音楽は社会と時の流れを映す。日常のなかの音楽、コンサート一期一会、表現者たちの本懐…音の文化の現在を捉えるやわらかな眼差し。毎日新聞好評連載/新しい音楽批評の地平を切り拓く最新エッセイ集。
目次
1 音のイマジネーション 「音のかなたへ」二〇一七年六月~二〇二三年六月(勘違い;フレイレの音;橋の上で;風の色;キャラメル;待つ;春が来る;桜とヘルダーリン ほか)
2 音のパースペクティヴ(「新・コンサートを読む」二〇一七年四月~二〇二二年三月;「コンサートからの問い」二〇二二年四月~二〇二三年六月)
著者等紹介
梅津時比古[ウメズトキヒコ]
神奈川県鎌倉市生まれ。早稲田大学第一文学部西洋哲学科卒業。現在、毎日新聞特別編集委員、桐朋学園大学特命教授、早稲田大学招聘研究員。フランツ・シューベルト研究、宮沢賢治研究、音楽エッセイ(批評を含む)を柱にしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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trazom
93
この数年間に発表された140編余りの文章が収録されている。前半が音楽随想、後半が演奏会評。梅津さんは、ドイツ的教養を踏まえ、哲学・詩・絵画などとともに、音楽を思索的に語る。フェルメールの絵からフォーレの音楽を思い浮かべるなどという連想に、思わず膝を打つ。コロナ禍やウクライナ侵攻の中での芸術への問いかけも深い。エッセイ集には珍しく、巻末に詳細な索引がある編集は、流石、我が大好きな春秋社。私は、吉田秀和先生の「音楽展望」が読みたくて朝日新聞をとっていたが、梅津先生目当てで毎日新聞を購読する人も多いのだろう。2024/02/09
Kaname Funakoshi
2
音楽評論家による音楽評論集。毎日新聞に連載されているらしい過去5年分。音楽評論家が音楽を聴くときの深さというのは想像を絶する。現代の演奏を批評するには社会を語らないわけにはいかないのだろう。特にいわゆるコロナ禍による影響は避けられないところにも真摯に向き合っている2023/11/08
takao
1
ふむ2024/08/27




