出版社内容情報
20世紀パリの黄金期に生きた作曲家フランシス・プーランク――生粋のパリジャンである彼の作品は本邦でも強い人気がある。その軽妙洒脱かつ奥深い音楽の源を、彼が愛した人たちや芸術とともに探す。多数のコラムや周辺人物の関連資料をまとめた本格的評伝。
内容説明
シックでポップでキュン!20世紀パリ、どこまでも軽妙洒脱な音楽を探す旅。生粋のパリジャンである作曲家、プーランクの音楽と人生、そして芸術家たちとの出会いをめぐる本格的評伝。
目次
第1章 悪童とピアノ―1899~1916
第2章 デビューと六人組―1917~22
第3章 大舞台とカミングアウト―1923~31
第4章 大恐慌とメセーヌたち―1931~35
第5章 信仰と転機―1936~39
第6章 戦争と成熟―1939~45
第7章 電波と飛行機―1945~47
第8章 アメリカのパリジャン―1948~53
第9章 二つのオペラと「死」―1954~59
第10章 栄光と黄昏―1959~64
著者等紹介
久野麗[クノレイ]
東京藝術大学大学院博士課程修了。博士(学術)。日本放送作家協会、日本脚本家連盟、日本詩人クラブ会員。放送番組等の台本を手がける傍ら、「音楽文芸」の分野で言葉と音楽の関わりを研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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