内容説明
音楽を聴くとき、楽器を演奏するとき、ヒトの体ではいったい何が起こっているのか―音が聞こえるしくみ、「美しい」と感じるメカニズム、初見や暗譜のしかた、緊張による震えや汗、アンブシュア、呼吸、姿勢のコントロール。さらにはストレスやアレルギーにいたるまで音楽家なら知っておきたい脳と神経にまつわるさまざまなトピックをわかりやすく解説。
目次
はじめに フルートを吹くことは体によいのか?
第1章 フルート演奏と脳のはたらき(美しく感じる音色とは?;自分らしいフルートの音色 ほか)
第2章 フルートを演奏する身体(顔の筋肉とアンブシュア;舌の動きとタンギング ほか)
第3章 脳と神経が演奏を左右する(フルート演奏に大切なイメージ;演奏と集中力 ほか)
第4章 フルートと病気(フルート演奏に支障を来たす病気;手の指と関節の痛みやしびれ ほか)
著者等紹介
鈴木則宏[スズキノリヒロ]
脳神経内科医師。慶應義塾大学名誉教授。医療法人社団健育会湘南慶育病院院長。1977年慶應義塾大学医学部卒業後、大学院医学研究科にて博士(医学)を取得。1989年スウェーデン・ルンド大学大学院にて博士(神経科学)を取得。帰国後、1991年水戸赤十字病院第一内科部長・副院長、1998年北里大学医学部神経内科専任講師、助教授を経て、2004年慶應義塾大学医学部神経内科教授。2018年より現職。専門は脳卒中・片頭痛・認知症・パーキンソン病。12歳からフルートを始め、これまでに吉泉清志、市場美代子、堀井恵、植村泰一、一戸敦、峰岸壮一の各氏に師事。一般社団法人日本フルート協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Fumi Kawahara
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