コンサートが退屈な私って変?―素朴な疑問に応える「クラシック・ガイド」

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  • サイズ B6判/ページ数 292,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393935354
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0073

出版社内容情報

クラシックのコンサートには行ってみたいけど……。敷居が高そう。時代遅れの教養主義を打ち破り、自由な考えで音楽を楽しもう。

内容説明

音楽に隠された秘密の法則って、どんな意味があるんですか?本当にそんなに論理的なの?さあ、コンサートに行こう。クラシックの醍醐味を現場から伝えるナルホドQ&A。

目次

コンサートが退屈な私って、変ですか?
プログラムは読まなきゃいけないですか?
どうして途中で拍手しちゃいけないんですか?映画館ならいいのに、コンサートはどうして飲食禁止なんですか?
いい演奏かどうか、どこで判断するんですか?作品の解釈がどうこうって、何のことですか?
コンサートのあと、どんなことを話せば笑われないですか?
どうしてコンサートはこんなに高いんですか?音楽家はどのくらい稼いでいるんですか?
音楽に隠された秘密の法則って、どんな意味があるんですか?本当にそんなに論理的なんですか?
どうしてこんなにクラシックの曲は長いんですか?
「ソナタ主要楽節形式」が聴きとれないとダメですか?
音を正しくとるって、どういうことですか?〔ほか〕

著者等紹介

テヴィンケル,クリスティアーネ[テヴィンケル,クリスティアーネ][Tewinkel,Christiane]
1969年ドイツ・ウンナ生まれ(ノルトライン=ヴェストファーレン州)。フライブルク大学と同音大でドイツ文学と英文学、音楽教育学を学び、さらにハーヴァード大学へ留学、楽理と音楽学を学ぶ。同大学で講師をつとめたのち、現在ベルリン芸術大学研究員。ターゲスツァイトゥング、フランクフルター・アルゲマイネなどドイツの有力紙に音楽評論を執筆。飾り気のない人柄と明快な語り口で人気を集め、学者としてはもちろん、音楽ジャーナリストとしても広く知られている。目下、仕事と育児の両立に奮闘中。指揮者のゼバスティアン・テヴィンケルは実弟。ベルリン在住

小山田豊[オヤマダユタカ]
1963年金沢市生まれ。上智大学大学院ドイツ文学専攻博士課程満期退学。明治学院、早稲田、法政など日替わりでいくつかの大学に出講する専業非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ひよこ

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p5"コンサートで感じるどこか場違いな印象、それは退屈さと混合されがちだけれど、こんな違和感が生まれる最大の原因は、作品が本来ならふさわしくない枠の中に押し込まれていることにある。たとえば宴会のための音楽や、娯楽むけの軽い音楽をコンサートで演奏しても、飲み食いは禁止だし、おしゃべりもできない。室内楽にしても、もともとは自宅で音楽をやるような一握りの「通」のために書かれたものだ。特定の標題(たとえば自然、恋、シェイクスピアの作品など)にもとづく作品なのにその詳しい内容が今ではわからなくなていることもある。”2021/11/25

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