出版社内容情報
音楽療法の初めてのスタンダード・テキスト。医療専門職としての音楽療法士に必須の医学的知識と音楽テクニックを,代表的な医師・療法士25名が執筆。全日本音楽療法連盟推薦。
内容説明
音楽療法士養成のための必修科目をバランスよく取りあげ、現在の音楽療法界の指導的な医師・音楽療法士が執筆。従来の音楽療法書では不足しがちだった医学的な知識(医療一般・心身医学・精神医学・心理療法など)を、療法に理解と経験のある医師がわかりやすく解説。現場経験の豊富な音楽療法士が、欧米の最新の知見をふまえながら、対象と現場に即した実践的なテクニックを指導。
目次
第1章 音楽療法総説
第2章 音楽療法の歴史
第3章 音楽療法の理論
第4章 音楽心理学
第5章 臨床心理学
第6章 音楽療法士に必要な医学的知識
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつき
3
『標準 音楽療法入門 (上)理論編』読了。1998年出版なので、2017年のいまからするとちょっと古い記述や理論がちらほら。とくに発達障害についてはまだふわっとまとめられているのね。けれど、音楽療法というものがどんなものかつかむには充分であった。医学的知識もあって納得そして満足。2017/08/24
くり坊
0
1998年初版。第3章「音楽療法の理論」を読んだ。執筆者は村井靖児氏、web上にインタビュー記事があったのでリンクを貼っておきます https://nursing-plaza.com/interview/detail/79 この彼の書いた『音楽療法入門』(芸術現代社、1979年)と『音楽療法の基礎』(音楽ノ友社、1995年)の2冊を読んで、音楽療法とは何なのか、自分の知的領域を広げることができれば...そんな「きっかけ」となる1冊になりました。2020/09/29