内容説明
常に斬新な手法を志向し、独自のオペラツルギーを確立した作曲家の全貌。名作オペラ誕生の背景、多彩な交友関係を詳述しつつ、作品の制作過程、楽曲と台本との関わり等、綿密な分析が施された労作。
目次
ルッカでの少年時代
ミラノの学生時代
「妖精ヴィッリ」
「エドガール」
「マノン・レスコー」
「ラ・ボエーム」
「トスカ」
「蝶々夫人」
「西部の娘」
「つばめ」
「三部作」
「トゥーランドット」
プッチーニの人と芸術
著者等紹介
大平光雄［オオヒラミツオ］
１９３３年東京に生まれる。１９８７年三菱銀行（現三菱東京ＵＦＪ銀行）退職後、学校法人駿河台学園に勤務。１９９９年退職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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MatsumotoShuji
2
プッチーニとその周囲の人たちの膨大な書簡を丁寧に読み込んでの精緻な評伝。その苦労には頭が下がる。その一方で思うのは、饒舌な手紙文は、現代のSNSと同様、あんまりその人の実態を表していないんだなってこと。プッチーニが知りたければひたすら「トゥーランドット」を聴け。そういうことみたいです。2018/12/15
