西洋音楽史再入門―4つの視点で読み解く音楽と社会

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西洋音楽史再入門―4つの視点で読み解く音楽と社会

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784393930335
  • NDC分類 762.3
  • Cコード C0073

出版社内容情報

音楽と社会の関係性に着目し、「楽譜」「楽器」「人」「場と機能」の4つの視点から西洋音楽史の流れを読み解く新たな「入門書」。教科書的な音楽の歴史はもう古い!? 音楽と社会の関係性に着目し、「楽譜」「楽器」「人」「場と機能」の4つの視点から西洋音楽史の流れを読み解く新たな「入門書」。長年にわたり音大で教鞭を執ってきた著者による、音楽史再編の意欲的な試み。

村田 千尋[ムラタチヒロ]
1955年、東京生まれ。東京大学文学部美学科、国立音楽大学大学院音楽研究科(音楽学)に学ぶ。弘前大学講師、北海道教育大学教授を経て、現在は東京音楽大学教授(大学院博士課程担当)。シューベルトを中心に18・19世紀のドイツ歌曲を研究課題とし、同時に、音楽教育(学校教育および専門教育)のあり方に関心を持っている。主な論文に「芸術リートの成立???」(『音楽学』28?31)、主な著訳書に『シューベルトのリート』、『音楽の思考術』、『シューベルト』、W.デュル著『声楽曲の作曲原理』(いずれも音楽之友社)などがある。

内容説明

音楽史の見方を変える一冊。音楽と社会の関係性に着目し、中世から現代にいたる西洋音楽史の流れを「楽譜」「楽器」「人」「場と機能」の4つの視点から読み解く、音楽史再編の意欲的な試み。

目次

序 新しい音楽史の試み
第1章 楽譜と音楽史
第2章 楽器と音楽史
第3章 人と音楽史
第4章 音楽と社会―音楽の場と社会的機能
結 歴史と現代における音楽の意義

著者等紹介

村田千尋[ムラタチヒロ]
1955年東京生まれ。東京大学文学部美学科、国立音楽大学大学院音楽研究科(音楽学)に学ぶ。弘前大学講師、北海道教育大学教授を経て、東京音楽大学教授(大学院博士課程担当)。シューベルトを中心に18・19世紀のドイツ歌曲を研究課題とし、同時に、音楽教育(学校教育および専門教育)のあり方に関心を持っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吟遊

10
「2冊目の音楽史に」と著者も言う。通史であり、しかも4回くり返される通史であるのが最大の特徴。「楽譜、楽器、人、社会」に着目して、4つの視点から通史を辿る。一冊で4回通史を辿る本というのも斬新! 楽譜の章が一番力が割かれており、これまでにないように思える。社会の章はちょっと力が弱い。「名曲」や「大作曲家」にとらわれない、固有名詞の少ない、川の波のように悠々と流れる歴史の流れを楽しめる。2017/02/18

trazom

2
時代別に記述する「輪切り音楽史」ではなく、楽譜、楽器、人、社会の4つの視点で語ろうという新しい試みである。確かに、同じ時代を4種類で辿ることになり、内容の重複も多くなるが、それでも、音楽がどのように発展・変化してきたかの流れを見通すという著者の意図は十分に実現されている。楽譜では、スラーの意味や速度記号の解釈、楽器では、器楽の抽象性が絶対音楽を生み出した経緯、人では、ディレッタントの存在、社会では、集中的聴取という概念など、それぞれのトピックスを通じて音楽を考える楽しさを味わうことのできる一冊である。2016/08/29

ginger

2
今年読んだ本の中で一番面白かった。「人」と「音楽」の関係について様々な視点から書かれており、クラシック音楽の歴史的な姿を考えることができる。かねてより、クラシック、いわゆる西洋音楽を演奏する意義とはなんなのかを考えていたところだったので非常に考えさせられた。自分としてはここからさらに、宗教関係者や貴族の音楽ではなく、市井の音楽の姿についてもっと勉強してみたいと思った2016/11/19

RuiRui

0
★トルヴァドールはほとんど曲を作らず替え歌メインだった。★集中して鑑賞するスタイルは19世紀から。ターフェルムジークは言うまでもなく、モーツァルトの頃も社交がメインだった(ジャズライブハウスみたいな?)★初期の楽譜は残すのが目的で演奏実用ではなかった2017/02/13

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