出版社内容情報
グローバリズムの実態と、大量生産・廃棄構造から脱する方法を満載した今最も読むべきノンフィクション。日本の未来も見えてくる?!
気鋭の生物学者・ジャーナリストが、「環境と体に優しい」を謳いつつ、過剰生産・大量廃棄されるオーガニック食品の実態を体当たりルポ。共食いする鶏。産まれたその日にシュレッダーで切刻まれる雛。形が悪いだけでゴミ箱行きの野菜…。知られざる世界がここにある。
【著者紹介】
1980年生まれ。大学で生物学と応用植物学を専攻。グラーツの大学にてエコロジカル農業を教えるかたわら、農業生物学者として持続可能な農業と食品生産に関して研修・執筆。オーストリアを代表する農業ジャーナリスト。
内容説明
「環境と人に優しい」が売りのオーガニック食品。だが、その実態は…。有機養鶏や有機農業の知られざる現実、食品大企業の狡猾な広告戦略までを、徹底ルポ。食を私たちの手に取り戻すための具体策も満載!
目次
1 二つの世界を放浪する二週間
2 有機養鶏
3 スーパーマーケットとオーガニック食品
4 新しい挑戦
5 世界に食を―分散型食品流通システム
6 眠れる巨人を起こせ
7 まとめ 食品企業の権力を打ち破り、食生活を改善する方法
著者等紹介
アルヴァイ,クレメンス・G.[アルヴァイ,クレメンスG.] [Arvay,Clemens G.]
1980年生まれ。ウィーンとグラーツの大学で生物学と応用植物学を専攻。グラーツの専門大学にて「エコロジカル農業」を教えるかたわら、農業生物学者として持続可能な農業と食品生産に関するテーマを研究・執筆。オーストリア科学・環境フォーラム会員。オーストリアを代表する農業ジャーナリストとして知られる
長谷川圭[ハセガワケイ]
1993年に高知大学卒業、同年に渡独。ドイツのイエナ大学でドイツ語と英語の言語学(文法理論)を専攻し、1999年に修士号を取得。卒業後、同大学の教員として日本語やドイツ文法の授業を担当。2009年に翻訳家および日本語教師として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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