内容説明
農薬や化学肥料をつかわない、本物のワインづくり。おいしい食事を楽しみ、地球にやさしく、食の不安から身を守る、ロハス生活のためのワイン読本決定版。料理本のアカデミー賞グルマン・クックブック・アワード2004ワイン本部門受賞。
目次
1 ワインの基礎知識(ブドウの中には何がある?;ワインは単純素朴なお酒 ほか)
2 人工ワインの恐るべき実態(ワインの変貌;化学肥料 ほか)
3 オーガニック・ワイン(自然な、本当のワインを求めて;オーガニックのブドウ栽培 ほか)
4 オーガニックは21世紀の切り札(化学農業の弊害;オーガニック農業の原則 ほか)
著者等紹介
田村安[タムラヤスシ]
1958年、京都市生まれ。大手食品メーカーに勤務、ドイツ・フランスで10年間駐在員を務めた後、1998年、オーガニック・ワイン専門の輸入・販売会社「マヴィ株式会社」を設立、代表取締役を務める。2005年、日本初のオーガニック・ワインショップを東京・赤坂にオープン。NPO・ヨーロッパオーガニック協会代表理事、オーガニックフェスタ実行委員会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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dosanco_yarou
2
この本はワインについてだけではなく、ワインの基礎、歴史、文化を知ることが出来ます。大変な情報量です。ワインの事だけではなく農業に対する掲示も伝わってきます。今やワインも食品の世界では工業製品のように味や香りが作られているそうです。この本を読むとワインばかりではなく、私たちの口の中に入って食品はいったいどういう物なのか?疑問が生まれます。 すごく読みやすく考えさせられる内容です。2013/12/15
千枝
1
東京・赤坂にあるオーガニックワインのお店マヴィの社長さんの著書。こういう本はお店の紹介に偏ってしまうことが多いのだけど、まずワインとは何かから始まって、その生産方法、歴史、文化、そこから現代に於けるワイン作り及びブドウ作り(=農業)や流通のことへと話題が移っていく。情報量は多いですが自然な流れで読みやすい。もちろんマヴィで扱っている生産者さんたちの紹介もあるのですが、お店の宣伝というより面白人物伝。震災後、社長のビジョンがどのように移り変わっていったかも知りたいなあ。2012/07/27
所沢
0
オーガニックワインの魅力が自然の香り、喉ごしの良さ、頭痛にならないは的を射ていると感じた。化学肥料、除草剤、農薬の三点セットは生態系、土を壊していくのもその通りだと感じた。2014/01/04
マーニ
0
ワインのこと、オーガニックライフを生きるといることがぎっしりと詰まった一冊です。2014/05/05
かなやん
0
オーガニックはライフスタイル2018/07/18