出版社内容情報
岡田虎二郎(1872-1920)が創始し大正年間に流行した、呼吸法と正しい姿勢を組み合わせて心身の安定をはかる静坐法。その影響を受け京都・済世病院院長の小林参三郎が著した『生命の神秘』と『自然の名医』、「柿の実」を再録した名著待望の復刊。
【目次】
はじめに 小林信子
新序 木村 毅
第一部 生命の神秘――生きる力と医術の合致――
巻首に 木村 毅
序 著者 小林参三郎
『生命の神秘』再現 足利浄円
[総論]
人類は増えても何故病人が多いのか/物質文明は自然の法に背く/人は自然の良能をもっている/現代の養生法は迷信なり/金で健康は買えない/慢性病の製造元は現代の医学/幸福を外に求めたのが災いのもと/心の内に餓鬼がいる/人はパンのみでは生きられない/文明病の崇りが腹に現れる/丹田は生命の宮殿/丹田が枯れると内でも外でも/姨捨山に捨てられる/臍の居所で人間一生の幸福が/娘の心殿を築いてやらなかった/自然の良能の力を養え!/慢性病になると知らずしらず脳に病気という黒印を打つ/病的観念で縛られる/本具のドクトルの救いが来た!/日本人は西洋での良いことが嫌い/人間の学校で修業しない名医ドクトルⅤMN/医者の偏った診察/胃癌の痛みでなく、胃の神経痛/胃液の塩酸は/姿勢を正しくせよ/自然に征服されるな/慢性病患者二千人への試み/慢性病は静坐で歓迎/二十年間の神経衰弱/薬も何も駄目/法を聞いても概念だけでは駄目/医は稲荷・人をだます/岡田先生とその静坐法/新しい世界が開けてきた
[本論]
第一章 神経衰弱症と静坐
文明病またはアメリカン病/神経衰弱症に外科手術/一年の嘔吐が三十分の静坐で/フォビアはこうしてこしらえた/胃は脳の命令によって吐く/命令者と執行者―主観と客観/喉頭結核とヒステリーの間違い/たくさんの病気の所有者/病源は煩悶から/あなたの病は電源の故障のようだ/神経衰弱が募るといろいろの病名が/五年間ステッキの持ちづめ/伝染病狂と衛生狂と
第二章 暗示と暗示感受及び自己暗示 Suggestion and suggestbility. Autosuggestion
私は思う、故に私は感ずる!/隠れた心に悩まされている病人/人間が字を知るのは憂いのもと/暗示は恐ろしいものだ/下腹の大きな人は肺病でも達者/腕が弱いので心の刃をもって/心身一如の理が顕われる/日本の見舞人は立派な暗示家/たたいておいてなでてやる/気を引き立たせるのが見舞の要/寝ているフォビアを起こす/一度の思いは永劫に心の奥に
第三章 婦人科病と静坐
婦人の腹膜には黴菌が入りやすい/姿勢の良否と婦人科病との関係/婦人科病患者独特の顔貌/感情が高ぶってヒステリーに/現代婦人科医の見解が違う/不思議の発見/病は気から/病の苦しみが脳の無意識層へ/病苦輪を打ち切る静坐の力/気分の悪いは婦人科特有でない/手術の見当違い/肉落ち、性枯れて破鏡の憂き目に/人間はただの動物だ/女の性を枯らす悪い姿勢/卵巣の転地から一家のごたごた/人生が嫌になり桂川へ/声からも毒気 体からも毒気/判事の実験/白帯下は心身衰弱の合図/喜びの花は内から開く
第四章 慢性胃病と静坐
静坐をやるとすぐ治る慢性胃病/観念付
内容説明
大正時代に一世を風靡した丹田養生法の名著、待望の復刊。
目次
第一部 生命の神秘―生きる力と医術の合致―([総論](人類は増えても何故病人が多いのか;物質文明は自然の法に背く ほか)
本論(神経衰弱症と静坐;暗示と暗示感受及び自己暗示―Suggestion and suggestbility.Autosuggestion ほか)
結論(人間の心と肉体とを切り離した時代;フォビアが悩ます胃腸の病 ほか))
第二部 自然の名医―医術に応用された静坐―([本論](思いの食;小児の記憶と壮年の神経病 ほか)
結論(むすびにあたって;姿勢の悪い人はどうか? ほか))
著者等紹介
小林参三郎[コバヤシサンザブロウ]
1863年、兵庫県生まれ。初代軍医総監松本順のもと医学を学んだ後、渡米しクーパー大学で外科を専攻。1891年、博士号を取得。ハワイや中国で開業。大病に臥し仏教・宗教への関心を強める。1912年ごろ、岡田式静坐法に出会い感化を受け、後に自ら指導にあたる。1926年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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