出版社内容情報
不老長寿は可能か。世間に溢れる健康法は老化に効果があるのか。最先端の医学・生物学で老化のメカニズムを解明,自然食や抗酸化ビタミン等がどのくらい効果があるか検証。
内容説明
道教や錬金術、青春の泉や桃源郷の伝説など、人類は古代から不老不死を追い求めてきた。ついに生命の謎に肉迫しはじめた現代科学は夢を実現できるのか。老化と進化の関係や、遺伝子操作やクローン技術が可能にする未来を描きだすとともに、世間で喧伝されるDHEAなどのホルモン剤やビタミン剤、カロリー制限など、さまざまな健康法の寿命延長効果の実際を検証する。
目次
第1章 いにしえの死生観と永遠観
第2章 セックスと死
第3章 平均余命
第4章 公衆衛生実験
第5章 創出された時間
第6章 活性酸素
第7章 遺伝子のフロンティア
第8章 長寿、束の間の青春
第9章 寿命売ります
第10章 二一世紀のための処方箋
著者等紹介
オルシャンスキー,S.ジェイ[オルシャンスキー,S.ジェイ][Olshansky,S.Jay]
イリノイ大学公衆衛生学部教授、シカゴ大学老化センター、ロンドン衛生・熱帯医療校研究アソーシエイト
カーンズ,ブルース・A.[カーンズ,ブルースA.][Carnes,Bruce A.]
シカゴ大学老化センター、国立世論調査センター上級研究サイエンティスト
越智道雄[オチミチオ]
1936年生まれ。明治大学商学部教授。専門は英語圏比較文化研究
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