内容説明
心身を浄め、活力の源泉となる“良い呼吸”とは。古代インド伝来の瞑想システムを現代西洋医学の視点から読み解く。
目次
第1部 釈尊と呼吸(呼吸と人生;釈尊の苦行と悟りの道;息は止めるな ほか)
第2部 大安般守意経に学ぶ(アナパーナ・サチと修証;出息長・入息短;数息の進展 ほか)
第3部 現代に甦るアナパーナ・サチ(吸う息は鼻から;腹式呼吸と丹田呼吸との違い;釈尊の長息と短息について ほか)
著者等紹介
村木弘昌[ムラキヒロマサ]
明治45年、静岡県に生まれる。昭和11年、東京医科歯科大学卒業。昭和21年、慶應義塾大学医学医専部卒業。昭和34年、東京大学より医学博士号を授与される。昭和18年、社団法人調和道協会会員となり、同35年、道祖藤田霊斎先生の後を嗣ぎ第二代会長となる。平成3年3月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroki Nishizumi
2
アナパーナ・サチの前に数息感すら十分できない自分なので、背伸びせず数息の会得を考えるようにしたい。2024/08/01
Go Extreme
0
アナパーナ・幸:出る・入る息を心の限り 呼吸:数息・相隋・止・観・還・浄 生体の全機:逞しくよく生きるため全てが一致協力 呼吸をおろそかにして健康あり得ず 自在慈念の意 正しい呼吸→心の動揺や乱れを鎮める 良い呼吸:要楽・法楽・止楽・可楽 体内の流れるべきもの停滞しがち→ガン発生しやすい 出る息は長く・入る息は短く 三坐の息:数息坐・誦経坐・聞経喜坐 三品:味合坐・浄坐・無有結坐 十二因縁 今の息は前の生きに非ず・前の息は今の生きに非ざるなり 道は実践する所に現れる 四意止:身念住・受念住・心念住・法念住2020/06/07