ドラッグ食(フード)―あなたを蝕む食依存と快楽

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393710791
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C0036

出版社内容情報

薬物のように依存しやすい「ドラッグ食」が健康と暮らしを脅かしている。なぜ病気になるのか。食依存時代の食生活のあり方を探る。

食はもはやドラッグになった。薬物のように依存しやすい「ドラッグ食(フード)」が蔓延し、世界中の人々の健康と暮らしが脅かしている。幼児でも口にする食品のドラッグ化の意味はあまりに重い。人はなぜ病気になるのか。食依存時代の食生活のあり方を探る。

【著者紹介】
1953年茨城県生まれ。東京農業大学農学部栄養学科卒業。フーズ&ヘルス研究所代表。専門学校で栄養教育に携わるが山梨県の長寿村棡原(ゆずりはら)を知ったことがきっかけで退職。日本全国を実際に歩き、その土地ならではの食文化を生み出した風土・文化・歴史などを調査、「FOODは風土」を提唱。アメリカから“輸入”された栄養バランスを軸とする栄養学を疑問視し、体験と現場に即した主義主張を貫く。以後、お茶の水クリニック、みどり会診療所、松柏堂医院、帯津三敬病院などに勤務しながら、伝統食と健康の研究を行う。現在、保育園、幼稚園の給食改革、企業の社員食堂、スポーツ選手のアドバイスなどを行いながら、精力的に講演、執筆活動を行う。学校給食と子どもの健康を考える会代表。主な著書に『粗食のすすめ』(新潮文庫)、『じょうぶな子どもを作る基本食』(講談社)、『世にも恐ろしい糖質制限食ダイエット』(講談社)、『変な給食』(ブックマン社)、『なぜ、粗食が体にいいのか』(三笠書房)、『夜9時からの粗食ごはん』(青春出版社)など多数。

内容説明

人はなぜ病気になるのか?もはや「食」は「ドラッグ」になった。ハンバーガー、カップ麺、菓子パン、スイーツ、清涼飲料水…。蔓延する「ドラッグ食」が私たちの心と体を狂わせる。なぜ、「やめられない」のか。食依存から抜け出すには―。

目次

第1章 人はなぜ病気になるのか?
第2章 どんどん進む「食のドラッグ化」
第3章 なぜ、やめられないのか?
第4章 ドラッグにハマる人、救われる人
第5章 ドラッグ食がもたらす「国民病」
第6章 ドラッグ食時代を生きる

著者等紹介

幕内秀夫[マクウチヒデオ]
1953年茨城県生まれ。東京農業大学農学部栄養学科卒業。フーズ&ヘルス研究所代表。専門学校で栄養学の教育に携わるが、山梨県の長寿村棡原を知ったことがきっかけで退職。日本全国を実際に歩き、その土地ならではの食文化を生み出した風土・文化・歴史などを調査、「FOODは風土」を提唱。現在は、保育園、幼稚園、小中学校の給食改革、企業の社員食堂、スポーツ選手に対するアドバイスなども行う。学校給食と子どもの健康を考える会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

181
美味しいから食べたくなるのか、ただ依存しているだけなのか。ドラッグ食。お腹が一杯なのに食べたくなる、快楽を与える食品。油脂と砂糖、塩分に香料。やめられないとまらない、そんな病みつきになる食品は依存しやすいように作られ、皆が今日も食べている。ニコチン、アルコール、カフェイン。過食や拒食、糖質制限など、偏った食事の危険性。清涼飲料水の飲み過ぎに注意を。健康か安さか。美味しさか便利さか。どれを優先していくのかは人それぞれ。過剰に意識すると食の楽しみを失ってしまう。何事もほどほどにして、上手く付き合っていきたい。2022/06/04

yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗

63
今更と思うが、やはりスイーツ、清涼飲料水、ジャンクフードはとんでもない!食品。糖質制限ダイエットを批判しておられて、炭水化物が大好きな私はホッとしました。100歳以上長生きされてる方々に糖質制限されてる人は皆無だそうです。今こそ、日本の伝統食のお米を見直す時です!他の本で読んだのですが、お味噌汁、海藻、納豆、緑茶は免疫力を高める為、常食している日本人には死者が少ないのはこれらの伝統食のお陰だそうです。同じく韓国も死者が少ないのはキムチのお陰!今こそ日本の伝統食を見直しましょう!だけど緑茶苦手💦2021/06/25

Take@磨穿鉄靴

30
幕内氏の本は2冊目。糖質制限アンチのものであまり説得力のある内容ではなかった。今回は精製された糖質、脂質について繰り返し中毒性、リスクについて語っているけど内容が重複していたり情緒に訴えたりする点はお察しという感じ。米を作る風景が美しい事と白米の糖質、それに伴うインスリンの分泌は関係がない。コカインの元になる植物の生産もその生産している自然の風景自体は多分美しいと思う。また著者は中年太りかつ中年はそれでもよいみたいな事を述べていたけどそういう視点で書かれているなら私にとって読む価値はなかった。★★★☆☆2025/04/13

なにょう

26
ついつい利用しちゃうコンビニ。タバコやアルコールに日用品。そして少なくない売り場を占めるのがスナック菓子やら冷食やらカップ麺やらスイーツやら菓子パン、清涼飲料水。農作物は置いてないことはないけど、殆どは「工業製品」これらのものはあの手この手で誘惑してくる。特に砂糖たっぷりのチョコレートに調味料の塊であるポテチ。これらのもので明日は命がないとか、何かの病気とのはっきりした因果関係があるわけでもない。…が太るのは間違いない。著者はこういった依存性の強い食べ物を問題視してドラッグフードと呼ぶ。2017/04/04

カッパ

20
【59】267【図書】【評価】◎【あらすじ】食事は快楽でありそれが依存となっている場合がある。どのようなものに依存しているのか。またどうしていけばいいと考えているのかについて書かれている。【感想】精製されたものには依存性がある。それは絶妙に計算されている。ドラッグ食事はとして一際危険性が高いのはチョコレートでかる。ヤバい。私もなってると感じた。せっかくアルコールやめたので他のものに行かないように食事を整えたいと思う。2017/02/16

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