麻酔はなぜ効くのか?―「痛みの哲学」臨床ノオト

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393710760
  • NDC分類 494.24
  • Cコード C0047

出版社内容情報

麻酔や痛みとは何かを知るため、また人間にとって真の「痛みのない世界」の未来とはどのようなものかを考えるために必須の参考書。

内容説明

「痛みのない世界」を求めて日々仕事をする麻酔科医。20万人近い麻酔の臨床現場でのドラマを語りつつ、肉体の痛み、心の痛み、社会的な痛み、そして霊的痛みに接するなかで紡ぎ出された「痛みの哲学」の序章ともいうべき人間探究の真摯な記録。

目次

第1章 痛みを鎮める
第2章 魂を預かる
第3章 麻酔の現場から
第4章 麻酔の多様な世界
第5章 麻酔は怖い
第6章 あなたのために麻酔をする
第7章 大きな痛み―被災地へ
第8章 薬に踊らされている
第9章 それでも痛みに囲まれて

著者等紹介

外須美夫[ホカスミオ]
1952年鹿児島市生まれ。1978年九州大学医学部卒業。医学博士。日本麻酔科学会専門医、日本ペインクリニック学会認定医。アメリカ・ウィスコンシン医科大学留学、北里大学医学部麻酔科教授を経て、2008年より九州大学大学院医学研究院麻酔・蘇生学分野教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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とも

1
麻酔科医のエッセイ。麻酔科医の仕事や臨床エピソード、痛みについて考えたことなど。柔らかな文章と詩歌の引用が沢山あるのが印象的。身体の痛みのみならず、社会全体が抱える痛み、痛みのない世界の考察など、幅広く痛みを哲学している。2024/06/14

takao

0
ふむ2017/07/07

こひた

0
結局なんで効くのかわからんのかい! 人によって効き方が違うから、経験と応用が大変だとか。麻酔科はそれほど権威主義的じゃないってのも、儒教的とか科学的手法とかで教えてどうにかならない部分があるからなのだろうか。人体も割りといい加減2014/08/07

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