からだと健康の解体新書―あなたの常識、科学的には非常識！？

キャロル，アーロン・Ｅ．〈Ｃａｒｒｏｌｌ，Ａａｒｏｎ Ｅ．〉/ブリーマン，レイチェル・Ｃ．【著】〈Ｖｒｅｅｍａｎ，Ｒａｃｈｅｌ Ｃ．〉/長谷川 淳史【監修】/森内 薫【訳】

春秋社（千代田区）（2013/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 220,／高さ 20cm
• 商品コード 9784393710722
• NDC分類 498.3
• Cコード C0047

出版社内容情報

からだと病気にまつわる素朴な疑問から、SEXや妊娠・子育てに関する話題まで、様々な説を科学的根拠をもとに一刀両断。

内容説明

あなたの健康は「情報」から作られている。では、からだと健康についての正しい情報とは？医学界で激しい論議を巻き起こし、ＮＹタイムズをはじめ全米各紙誌・ＴＶで話題となったセンセーショナルな一冊が待望の翻訳。

目次

第１部　足の大きさに注目！―からだにまつわる神話あれこれ
第２部　肺炎にでもなりたいの？―病気のかかり方と治し方についての神話
第３部　だって、ピルを飲んでいたのに！―セックスと妊娠についての神話
第４部　ベビー・アインシュタインは、ハーバード入学の必需品？―赤ちゃんと子どもにまつわる神話
第５部　ガムを飲みこんじゃダメ！―食べ物と飲み物に関する神話
第６部　注射のせいで自閉症になるなんて！―議論百出の神話あれこれについて

著者等紹介

キャロル，アーロン・Ｅ．［キャロル，アーロンＥ．］［Ｃａｒｒｏｌｌ，Ａａｒｏｎ　Ｅ．］
インディアナ医科大学の小児科准教授。同大学内の健康政策および専門研究センター（ＣＨＰＰＲ）の所長でもある。アムハースト大学で化学を専攻したのち、ペンシルバニア医科大学で医学博士号を、ワシントン大学で医療サービスの修士号を取得。インディアナ州カーメルで、妻と三人の子供と共に暮らしている

ブリーマン，レイチェル・Ｃ．［ブリーマン，レイチェルＣ．］［Ｖｒｅｅｍａｎ，Ｒａｃｈｅｌ　Ｃ．］
インディアナ医科大学の小児科助教授。同大学の小児医療サービス研究グループに属すると同時に、“エイズの予防と治療の学術モデル（ＡＭＰＡＴＨ）”のための小児科学研究の共同監督もつとめている。コーネル大学で英語を専攻したのち、ミシガン州立大学で人間医学の医学博士号を、インディアナ大学で臨床研究の修士号を取得。インディアナポリスとケニアのエルドレトを行き来しながら暮らしている

長谷川淳史［ハセガワジュンシ］
ＴＭＳジャパン代表。ＥＢＭ（根拠に基づく医療）に則した患者教育プログラム「ＴＭＳジャパン・メソッド」を開発し、全国各地でセミナーや講演などを行なっている

森内薫［モリウチカオル］
翻訳家。上智大学外国語学部フランス語科卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くさてる]

白髪は抜くとかえって増える？寒い日に外にいると風邪になる？人間は脳の10%しか使っていない？などというよくある健康に関する俗説からワクチンのせいで自閉症になるなどというデマまで、分かりやすい語り口で、正しい知識を教えてくれる一冊です。なんとなくそう思ってたことが事実でないと知るのは面白いなあ。

2020/03/15

[ルンビ]

表紙にひかれて読んだ。内容は微妙。5・6回へぇ〜とは思った。でも仕方ないけど、アメリカ色が強くて理解しきれないとこも多かった。

2014/01/16

[カムナビ]

うーん、健康に関する俗説を科学的なデータで否定（肯定）していくものですが、そもそも俗説がアメリカベースなので、スーパーボールの日にDVが多いとか、七面鳥を食べると眠くなるとか、なんか日本人にはしっくりこないテーマが多い。 なおかつ、内容もおもしろくない。 最後の、９０年代以降にでた新薬の多くは鏡像体を取り除いただけの、既存の薬とほとんど同じものだという事実には衝撃をうけました。

2013/06/26