内容説明
「真の個人主義と偽りの個人主義」、「社会における知識の利用」など、ハイエク思想のエッセンスを凝縮した論文を収録。『隷属への道』とならんで、のちの壮大な〈自由の社会哲学〉の出発点をなした記念碑的作品である。
目次
１ 真の個人主義と偽りの個人主義
２ 経済学と知識
３ 社会科学にとっての事実
４ 社会における知識の利用
５ 競争の意味
６ 「自由」企業と競争的秩序
７ 社会主義計算（１）―問題の性質と歴史
８ 社会主義計算（２）―論争の状況（１９３５年）
９ 社会主義計算（３）―競争的「解決」
１０ 商品準備通貨制度
１１ リカード効果
１２ 国家間連邦主義の経済的諸条件
