内容説明
経済学はいかに成長、発展してきたか。本書は、それらを詳細に跡づけると共に、主要な転換点を中心に〈革命〉の意義と進歩の可能性、科学史と経済思想史の関連を追求した力作。
目次
第1章 『国富論』とスミス革命
第2章 ジェイムズ・ミルとリカードウ経済学―一つの方法論的革命か
第3章 イギリス古典派経済学の衰退と崩壊ならびにジェヴォンズ革命
第4章 ジェヴォンズ革命とイギリスにおける経済政策
第5章 ケインズ革命と経済思想史
第6章 ケインズ革命の非神話化―ピグー、賃金切下げ、ならびに『一般理論』
第7章 ケインズ革命、不確実性ならびに演繹的一般理論
第8章 経済学者と経済学史―革命的および伝統的見解
第9章 経済学史に関する最近の革命的諸見解
第10章 経済思想および経済理論が政策に及ぼす影響と効果について
第11章 経済知識における革命と進歩―定義と結論



