内容説明
経済組織・国家・イデオロギーなど、これまでの経済理論が捨象してきた制度に照明をあてつつ、人類1万年にわたる文明の興亡を解析する新制度派経済学の野心作。
目次
第1部 理論(問題;経済の構造への序説;新古典派の国家論;経済組織の史的分析の枠組み;イデオロギーとフリー・ライダー問題;経済史における構造と変化)
第2部 歴史(第一次経済革命;第一次経済革命の組織上の帰結;古代世界の経済的変化と衰退;封建制の興隆と衰退;近世ヨーロッパの構造と変化;産業革命再考;第二次経済革命とその帰結;アメリカ経済の構造と変化、1789―1914年)
第3部 理論と歴史(制度変化の理論と西洋世界の経済史)