出版社内容情報
「理性」への絶対的信仰から,自分の中の「神」へ迷いや惑いを心底に抱えつつ,ゆるぎない良心のもとに生きようとした文豪の姿。“いかに生きるべきか”を問う心の伝記。
内容説明
激しい懊悩を心底に抱えつつ、ゆるぎなき良心のもとに生きようとした文豪の姿。現代人の辿り着くべき点をも示唆する。
目次
第1章 理性開眼
第2章 生きる途を求めて
第3章 『戦争と平和』・主人公たちの生き方
第4章 覚醒への途
第5章 『告白』から『人生論』へ
第6章 破門前後
第7章 トルストイにおける神
著者等紹介
佐藤清郎[サトウセイロウ]
1920年生まれ。哈爾浜学院、大同学院卒。大阪大学教授を経て、早稲田大学客員教授。1991年退職
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