出版社内容情報
巨漢で嫌われ者のアレは37歳の誕生日、24時間後に死ぬことを決めた。最後に行きつけの麺屋に行くも店主は不在、次々に災難が降りかかり自殺計画はどうしても実行できず……。幅広い世代に絶大な支持を得た、映画化決定のメガヒット・ヒーリング小説。
【目次】
内容説明
巨漢で嫌われ者、友だちもいない会社員のアレは37歳の誕生日、24時間後に死ぬことを決めた。最後の一杯を食べるために行きつけの麺屋に行くも、店主は不在。その後も次々に災難が降りかかり、自殺計画はどうしても実行できない。気が付いたら冤罪で留置所に入れられ、そこでマフィアの親玉に気に入られて…。
著者等紹介
クリスナ,ブリアン[クリスナ,ブリアン] [Khrisna,Brian]
1992年、インドネシア西ジャワ州バンドン生まれ。中学時代から小説を書き始め、SNSで作品を発表して読者を広げる。2015年、『Merayakan Kehilangan(失われたものに祝福を)』でデビュー。若者を中心に絶大な支持を得る。2025年に発表された本作は、刊行数ヶ月で10万部以上の発行部数を記録し、インドネシアでは異例の大ヒットとなった
西野恵子[ニシノケイコ]
1983年、埼玉県生まれ。東京外国語大学東南アジア課程インドネシア語学科卒。インドネシア語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヘラジカ
42
読み終えてからの最初の感想は「Radioheadはやっぱり凄い」ということ。聴き手の心情や境遇によって変化する音楽は数あれど、ここまで絶望と希望の両極を同じ音楽で表せるバンドは他にいないだろう。本当に唯一無二。文学との親和性が極めて高い。Radioheadを上手く使ってる作品は大体良い作品なのだという持論が強化された。とまあただのファンの感想になってしまったが、実際にこのテーマの作品にしては過度に説教臭くなく、過度にハートウォーミングでもなく、シンプルかつ綺麗にまとまった良い小説だった。2026/01/19
なつこうへい
5
インドネシアの若い作者が書いた作品で、しかも異例の大ヒットだというので手に取った。会社員のアレは何もかもいやになり、死のうと決意。いろいろ邪魔が入るが、流れに任せて…。基本まじめでいい人だから、認めてくれている人たちもたくさんいてよかった。ムラッドの報復は大丈夫だつたでしょうか。これは若い人に読んでほしい。こんなにしっかりした一冊だとは。ミーアヤム、食べてみたい!2026/03/08
fabi@第一芸人文芸部
4
初読み!インドネシア小説!大当たり!ジャカルタの喧騒の中で、自分の居場所を見失った主人公が再生していく物語なんだけど、テーマは純文学みがあるのに展開早くてエンタメのペースでサクサク読めた。それでいて読み応えあり。ハッとさせられるようなパンチラインが多いけれど、説教くさくない。読む時期や気持ちによって自分の中で響く言葉が変わる一冊だなと思った。あとラストがめっちゃ良い。笑った。インドネシアの作家さんだからその感覚はないと思うけど、日本人は全力でツッコむんじゃないかな。吉本新喜劇だと全員でズッコケてる。2026/03/17
あいゆり
0
読んだのはインドネシア語原作。ヒーリング?というよりはものすごく考えさせられた内容だった。主人公の環境やそれに伴う考え方に、インドネシア(首都ジャカルタだからなのか)にこんな人たちもいて、ベストセラーということはその人物描写を共感できる人も多いのか?と驚いて手に取った。現代のジャカルタを映し出しているとはいえ、さて日本語に翻訳してもジャカルタを知らない日本人にどこまで理解されるのか?とは疑問に思った。2026/03/08
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