出版社内容情報
十七音の芸術表現を起点に、浮世絵、絵巻、茶の湯、能、西洋美術、哲学思想…俳人の筆は領野をまたぎ時空をこえ、縦横無尽に芸術・文学の源泉へと分け入る。なりかわり、のりうつるところに生ずる美とは。日本人の美意識の根源を探る壮大な旅。
内容説明
透徹したまなざしから濃やかに紡ぎ出されるエクリチュール。俳句を超え、芸術表現の諸相をダイナミックに往還し、日本人の美意識の深遠に迫る、斬新な芸術評論・日本文化論。
目次
プロローグ 芭蕉の恋
第1章 心身と遊(身幅の思い;北斎の「なりかわる」絵 ほか)
第2章 定型と呪(結んでひらいて;人と時のコレスポンダンス ほか)
第3章 季語と興(幽明界つづれ織;興の再生 ほか)
第4章 切れと余白(なりかわり合うこころ;切れと金雲)
終章 水、呼び交わす(無常と異界;二股大根のほほえみ)
著者等紹介
恩田侑布子[オンダユウコ]
俳人、文芸評論家。1956年9月、静岡市生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業。俳誌「豈」、「酔眼朦朧湯煙句会」、連句「木の会」を経て、現在「樸(あらき)」代表。評論集『余白の祭』(深夜叢書社、2013年)により第23回Bunkamuraドゥマゴ文学賞。句集『夢洗ひ』(KADOKAWA、2016年)により第67回芸術選奨文部科学大臣賞、2017年第72回現代俳句協会賞。論作の実績により2018年第9回桂信子賞。神奈川大学全国高校生俳句大賞選考委員。現代俳句協会賞選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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