出版社内容情報
日本精神文化の核心を求めて、文芸・芸能・宗教などをダイナミックに渉猟。アカデミックな思想文化学から排除されてきた〈日本の心〉を見事にすくいとった珠玉のエッセイ。
内容説明
私たち日本人の“こころ”と“いのち”。その本当の煌きとは。新たな“生”の息吹に向けて、いま、心の旅路へ。
目次
1 色はにほえど―こころの旅路(散る桜残る桜も散る桜;わが世誰そ常ならむ ほか)
2 美と無常を生きる(正月;富士と日本人 ほか)
3 書―宇宙の声を聴く(書と水墨画;手習いと書 ほか)
4 聖と旅する(最澄のこころざし;日本人の地獄―源信の『往生要集』 ほか)
著者等紹介
栗田勇[クリタイサム]
1929年生まれ。東京大学文学部仏文科卒業、同大学院修了。78年『一遍上人―旅の思索者』(新潮社)で芸術選奨文部大臣賞受賞。芸術・宗教・思想の幅広い分野で多彩な創作・評論活動を展開。近年はもっぱら日本精神文化の研究と著作に専心。紫綬褒章受章
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