内容説明
フランス象徴派の「呪われた詩人」たち(ボードレール、ランボー…)の系譜でとらえ、句の仏語訳をも試みた、画期的な「放哉論」。放哉没後70年。現代人の「孤独」を問い直す、気鋭の本格評伝。
目次
序章 「呪われた詩人」の系譜
第1章 三人の女―漂泊以前
第2章 怨念の詩人―須磨寺・常高寺の放哉
第3章 理性的な狂気―死地・小豆島の放哉
第4章 ブルターニュの放哉―フランス語訳をめぐって
第5章 放哉と山頭火―外国語訳から見えてくる違い
第6章 放哉俳句の音楽性
第7章 放哉自身による俳句論
終章 放哉の彼方へ―その生と死