ひとりごと

市原 悦子【著】

春秋社（千代田区）（2001/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 220p／高さ 20cm
• 商品コード 9784393436141
• NDC分類 772.1
• Cコード C0095

出版社内容情報

素顔の大女優の姿とは。長い間の沈黙を破って，舞台・芝居，そして人生のことなど，生きてあることのいとおしさと確かさを，魅力豊かに語る初のエッセイ集。

内容説明

四十余年に及ぶ舞台と芝居への熱い思い、知られざる素顔、そして人生のことなど。ユーモアと魅力の写真で贈る初のエッセイ。「ホントはね、話したくなかったの」。

目次

幼年時代
怪我・娘時代
兄のこと
岩上先生
父母のこと
夫
もう一人の母
俳優座養成所に入る
養成所のころ
森雅之さんのこと〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[海(ｶｲ)]

【図書館】かわいい！大好き♪

2018/02/01

[海(ｶｲ)]

【図書館(再読)】本当にお芝居が大好きな方だったんだな、と思います。悦ちゃんが居た時代に生まれてこれて良かった。耳に残る悦ちゃんの声。忘れません。ありがとう。

2019/01/19

[RAKUSI]

あの可愛らしいお声でお話しをされているようでした。お芝居が本当にお好きなんだとわかります。テレビの作品しか知りませでしたが、舞台も拝見したかったです。

2019/03/22

[こすもす]

市原さんの演技に対する熱い想いがひしひしと伝わってくる内容だった。独特の間、そして言い回し、そして耳に残るあの「声」とてもチャーミングで忘れられない女優さんの一人だ。

2019/02/12

[読書家さん#VklcIy]

この本を読んで一番心に残った言葉。 自分がいかに自分らしく素直であるか。びらびらした何か装飾的なもの、年代を意識して、積み重ねたものに寄りかかるんじゃなくて、いかにストレートに、シンプルに、自分がそこにいるかということ。それができれば、結果なんてどうでもいいんです。 また、自分は美人ではないが、演技で美しく、醜く、恐ろしく、ヒステリック、演じて見せる。観衆を引きこませる演技ができて、女優として本望であると。お芝居は自分にとって遊びであり、生涯遊んでいたい。 市原の映画、ドラマをもう一度観たいと思う。

2022/07/10