内容説明
出家、故郷の妻や同志・西住、母と慕った待賢門院との別れ、孤独との葛藤、そして老い。西行は人生の折々に何を思ったのか。ダイナミックな現代語訳と解説から、哀しみと迷いとともにあった人間・西行の姿が立ちあがる。
目次
出家の歌五部作
古郷の妻恋いの歌十部作
待賢門院への慕情の歌七部作
崇徳院の鎮魂歌四部作
同行西住の歌五部作
無常の歌五部作
山里の歌四部作
月影の歌七部作
花狂いの歌二部作
吉野山の歌三部作〔ほか〕
著者等紹介
高橋庄次[タカハシショウジ]
1931年(昭和6年)北海道に生まれる。北海道大学農学部・文学部卒業。元相模女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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