「男らしさ」の人類学

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「男らしさ」の人類学

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  • サイズ B6判/ページ数 291,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393424520
  • NDC分類 389
  • Cコード C0036

出版社内容情報

人は男に生まれるのではない,男に作られるのだ日本を含む世界各地の事例をあげながら,“男らしさ”とはどのようなものか,なぜそれは必要とされるのかを考察した話題作。

内容説明

人は男に生まれるのではない、男に作られるのだ。日本を含む世界各地の事例をあげながら、“男らしさ”とはどのようなものか、それはなぜ必要とされ、いかなる役割を果たしているのかを考察した話題作。

目次

第1章 男らしさの謎
第2章 卓越した実行力―地中海沿岸の男たち
第3章 男らしさの追求―トラック島民
第4章 「男になれるか」の不安―メヒナク族
第5章 幕間―別の男たち、別の男らしさ
第6章 男らしさへの里程標―サンブル族
第7章 男らしさの儀礼―サンビア族
第8章 行為と多義性―東アジアと南アジア
第9章 例外として―タヒチ島民とセマイ族
第10章 結論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポルポ・ウィズ・バナナ

2
少年は男に「作られて」いく@ニューギニア。男性性は教育により習得されるもの。対してタヒチ族(女装する側がタチ)。マレーシアのセマイ族。2010/09/24

のも

1
男もつらいよ。2016/07/28

ネイティブ・バイオあざらし

0
6年ぶりに再読。日本を含む世界各地域の「男らしさ」を比較検討する。一部地域を除き男らしさは「獲得するもの」で、その道のりは厳しいもの。 ここで想起されたのは、「鬼滅の刃」に登場する煉獄さん。自らの命を犠牲にしても任務を遂行する「硬派」、また「俺は俺の責務を全うする」といった「軟派」な男らしさを兼ね備えたキャラではないか。我々が憧れる「現代の男らしさ」を体現したキャラクターだろうか。 ジェンダーレスや「脱•男らしさ」が叫ばれる中、男らしさを求める自分も存在する。男らしさを要請する文化の正体を探究してみたい。2023/08/10

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