出版社内容情報
◎慶應義塾大学名誉教授 安藤寿康氏推薦!
「これはギフティッドの実存を信じ、その姿を心理学的に深く探求し、祝福し、そして救い出すための渾身の科学的福音書である。この本ほど深く心理学者の使命を認識させられたことは、私はない。」
長年ギフティッドの子どもたちと向き合ってきた第一人者が、その心理的な特徴や支援のあり方、誤解されがちな神話、2E(学習障害などを併せ持つギフティッド)の理解と対応、ジェンダーや社会経済的背景の影響など、広範なトピックを丁寧に掘り下げ、ギフティッドの複雑な内的世界に焦点を当てる。
また心理学者、保護者、教師向けの具体的なガイドラインを提供し、ギフティッドのアセスメントに関しても詳述。
心理学者、教育者はじめ、ギフティッドに関わるあらゆる専門家、また、ギフティッド本人やその家族にとって、貴重な情報源となる一冊。
――ギフティッドは誤解に満ちた世界で孤立している。(…)本書の目的は、ギフティッドにまつわる多くの神話を払拭すること、この用語を非エリート主義的方法で定義づけること、ギフティッドネスが個人のなかでどのように現れるのかを明らかにすること、なぜギフティッドネスが重要であるのかを説明すること、ギフティッドネスの起源を考察すること、その心理学的意味を検討すること、ギフティッドネスの認識・アセスメント・伸長のためのガイドラインを提供することである。――「序文」より
【目次】
第1章 見えないギフト
第2章 ギフティッドネスとは何か?
第3章 ギフティッドへの偏見を打ち砕く聖戦
第4章 極値の生き方
第5章 ギフティッドネスの心理学
第6章 ギフティッドネスの包括的アセスメント
第7章 ギフティッドの最適な発達
第8章 我々はどこへ向かうのか?
付録 ギフティッド児について我々が学んだこと――三〇周年記念(一九七九~二〇〇九年)
謝辞
訳者解説 WISC-Ⅴを用いたギフティッド判定の基準と留意点
訳者あとがき
索引
参考文献
内容説明
ギフティッドは誤解に満ちた世界で孤立している。(…)本書の目的は、ギフティッドにまつわる多くの神話を払拭すること、この用語を非エリート主義的方法で定義づけること、ギフティッドネスが個人のなかでどのように現れるのかを明らかにすること、なぜギフティッドネスが重要であるのかを説明すること、ギフティッドネスの起源を考察すること、その心理学的意味を検討すること、ギフティッドネスの認識・アセスメント・伸長のためのガイドラインを提供することである。―「序文」より。
目次
第1章 見えないギフト
第2章 ギフティッドネスとは何か?
第3章 ギフティッドへの偏見を打ち砕く聖戦
第4章 極値の生き方
第5章 ギフティッドネスの心理学
第6章 ギフティッドネスの包括的アセスメント
第7章 ギフティッドの最適な発達
第8章 我々はどこへ向かうのか?
著者等紹介
シルバーマン,リンダ・クレガー[シルバーマン,リンダクレガー] [Silverman,Linda Kreger]
PhD.有資格の臨床・カウンセリング心理学者。広く用いられているテキスト『ギフティッドとタレンティッドのカウンセリング Counseling the Gifted and Talented』(未邦訳)をはじめ、300以上もの著書・論文等を記す。コロラド州デンバーにて、非営利団体「高度発達研究所(Institute for the Study of Advanced Development)」とその下部組織である「ギフティッド発達センター(Gifted Development Center:GDC)」、「視覚空間型リソース(Visual Spatial Resource)」を創設し、管理運営に携わる。「視覚空間型学習者」の概念を生み出す。1961年以来、ギフティッドの心理学や教育の研究を続ける。南カリフォルニア大学にて、教育心理学と特別支援教育分野での博士号を取得。国際的講演家でもある
角谷詩織[スミヤシオリ]
発達心理学・教育心理学。上越教育大学教授。兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科教授(兼職)。2002年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻博士後期課程修了。博士(人文科学)
北條礼子[ホウジョウレイコ]
英語教育学・教育工学。上越教育大学名誉教授。1987年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。教育学修士(国際基督教大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



