出版社内容情報
フロイト,アドラー,ユング,ランクの晩年の到達を延長し交わる一点に新しい心理学が生れる。深層心理学からトランスパーソナル心理学への内的論理の連続性を明らかにする。
内容説明
フロイト、アドラー、ユング、ランクの最晩年の著作は、根本的変容の種子を秘めている。初期には対立していた路線が、辿り着いた最先端で収斂する。―深層心理学の分裂→トランスパーソナル心理学による統合の必然性を明らかにした。
目次
意味の探求としての心理学
ジークムント・フロイトと深層心理学の基礎
アルフレート・アドラーと人間の全体性
先駆者たちの性格のちがい
人間の偉大さをめぐるフロイトとユングの対話
心理学の前哨に立つC.G.ユング
二つの点で心理学を超越しているオットー・ランク
成長と変容―新たな心理学の出現



