出版社内容情報
人間は遺伝や環境の産物ではない。――あらゆる還元主義・虚無主義を批判し、人間精神の主体性・自立性の回復を訴える、フランクル哲学の本格的展開。
【目次】
内容説明
〈精神〉の優位性を論証する。人間は遺伝や環境の産物ではない。―あらゆる還元主義・虚無主義を批判し、人間精神の主体性・自立性の回復を訴える。フランクル哲学の本格的展開。
目次
第一章 心身問題
第二章 精神の問題(精神の本質;精神の生成;第二版への補足)
第三章 死の運命の問題
第四章 自由意志の問題
著者等紹介
山田邦男[ヤマダクニオ]
1941年、大阪に生まれる。京都大学教育学部博士課程中退。現在、大阪府立大学名誉教授。人間学・人間形成論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かわうそ
27
人間は制約されるからこそ制約されざる存在である。とフランクルは冒頭で言い放つ。最初は意味がわからなかった。しかし、彼は人間とは身体的、心理的、精神的に統一された存在であると言った時、初めて理解できた。身体的心理的には人間は制約される。しかし、精神的にはつまり、身体的なもの、心理的なものに対して何かしらの態度を取ることができるという点で自由であり、制約されざる存在なのだ。同じ困難にいるのに挫折する人がいれば一方で挫折せずそれを糧にできるということがまさに人間が精神的な存在であることの証左になっているのだろう2026/04/04




