出版社内容情報
フィットネスとして親しまれているヨガはどこから来たのか? 日本にはどう広まったのか? ヨガの根拠とされる経典にはどんなことが書かれているのか? 資本主義やコロナ、セクハラ問題などにヨガはどう向き合ったのか? 網羅的にヨガについて学べる一冊。
内容説明
本書はヨーガに関心をもつ幅広い一般読者をおもな対象として書かれたものである。ヨーガの熱心な実践者やインストラクターのなかには、自らの実践するヨーガの起源や歴史に関心をもつ者も少なくないと思われる。また、ヨーガの実践をしていなくても、仏教やインド哲学などへの関心と同じように、現代ヨーガとは何かについて、一般教養として知りたい読者もいることだろう。…こうした多くの人たちにとって本書が魅力的な内容となっていることを願っている。
目次
はじめに 現代ヨーガはどこから来たのか?
第一章 現代ヨーガの誕生と展開―ヨーガ再発見から体操ヨーガまで
補章 日本におけるヨーガの展開
第二章 現代ヨーガの二つの聖典―『バガヴァッド・ギーター』と『ヨーガ・スートラ』
第三章 ハタ・ヨーガと現代ヨーガの身体観・実践法
第四章 現代社会とヨーガ―現代ヨーガの光と影
おわりに 現代ヨーガのゆくえ
著者等紹介
伊藤雅之[イトウマサユキ]
愛知学院大学文学部宗教文化学科教授。1964年名古屋市生まれ。1998年、米国ペンシルバニア大学大学院社会学部博士課程修了(Ph.D.)。専門は宗教社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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