出版社内容情報
「べてるの家」の人々から伝統工芸の職人まで。常識という名のレールをそっと踏み外してきた「先人」が教えてくれたこと。仕事、家族、生活……。私たちは様々な場面で固定観念に縛られている。社会に属しながら常識という名のレールをそっと踏み外すことができたら、何が見えてくるだろう? 「べてるの家」の人々から伝統工芸の職人まで、「先人」たちが教えてくれた唯一無二のあり方とは。
尹 雄大[ユンウンデ]
著・文・その他
内容説明
自己否定の呪いを解く。人間関係、働き方、家族。私たちを縛る固定観念はどこから生まれるのか。「べてるの家」の人々から伝統工芸職人、原爆の被爆者まで。唯一無二のありようを選んだ“先人”が、教えてくれたこととは。
目次
第1章 言葉とからだの境界(わかるとはどういう体験なのか;本物とよくできた贋物 ほか)
第2章 からだの記憶の汀(真っ直ぐに曲がった茶杓―ある木彫りの職人のこと;二重被爆者、山口彊さんとの思い出 ほか)
第3章 記憶と家族の狭間(「三つ子の魂百まで」を越えていくこと;信念とサバイバル ほか)
第4章 脇道にそれる(問題を解決することから降りる;私たちはただ生き、ただ死ぬという道を踏み外している ほか)
著者等紹介
尹雄大[ユンウンデ]
1970年神戸生まれ。政財界人やアスリート、アーティストなど約1000人に取材し、そうした経験と様々な武術を稽古した体験をもとに身体論を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
31
約1000人に取材した知識を基に、身体論を展開している著者のエッセイ集。言葉の選び方や使い方がとても繊細で、性格の繊細さも行間に滲み出ています。モヤモヤした物事を深く深く掘り下げる過程、言葉と心のズレなどを言語化しようという試みは一定程度、成功していると思う。個人的には主に自らの家族の軋轢を綴った第3章が印象的でした。「家族としてひとつの事実を体験しながらも、それぞれに解釈が違う。同じ時間を過ごしても異なるストーリーを生きているのだ」。かつて肉親と昔話をした時、似たような体験をした記憶が甦りました。2020/10/11
アキちゃん
20
「あれ」と「これ」の間2020/07/07
おもち
8
共感や言語化にやみくもに価値を与えることへの疑問も書かれていたので、ちょっと気が引けるけど、共感するところが多く、こんな風に言葉にされていて、ほっとして、救われた。「~すべき」とか、誰かの期待や評価とか、結局自分もそこに寄りかかろうとしていることや、そういうことに拒絶反応なんだけど、どうして良いかわからなくて。たぶん、しょうぶ学園のメンバーが楽器を「ただ打つ」ことに専念するように、自分にただやれることをストレートにやりたい。2019/05/22
やん
3
感想は簡単には書けない。2022/11/11
とと
3
一冊の本に綺麗な完成された文章は2,3つあれば良いと、それより多いと煙たいと思っていました。 この本はそのような偏見を取り払う私的に良い文章、面白い文章が多かった。2018/07/25
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