内容説明
子どもの未来のために今、できること。離婚後、わが子が冷たくなった。子どもに思うように会えない…。面会交流支援の専門家とソーシャルワーカーが、悩める別居親にアドバイス。「子どもの最善の利益」を主眼にした親子関係とは。
目次
第1章 離婚家族における忠誠葛藤の原因と結果
第2章 悪意ある元夫・元妻が忠誠葛藤を引き起こす方法と子どもの反応
第3章 ポジティブ・ペアレンティングの中核となる概念
第4章 親子の絆を強め、衝突を減らす
第5章 元夫・元妻が有害なメッセージを送っているとき
第6章 元夫・元妻が面会交流やコミュニケーションを妨害するとき
第7章 元夫・元妻があなたの存在を消去したり、置き換えたりしようとするとき
第8章 元夫・元妻が子どもにあなたの信頼を裏切れとけしかけるとき
第9章 元夫・元妻が親権を侵害し、子どもを自分に依存させようとするとき
著者等紹介
ベイカー,エイミー・J.L.[ベイカー,エイミーJ.L.] [Baker,Amy J.L.]
忠誠葛藤に囚われた子どもの支援の専門家であり、影響力の大きい“Adult Children of Parental Alienation Syndrome”(片親疎外症候群のアダルト・チルドレン)の著者として国際的に知られている。親、司法およびメンタルヘルスの専門家に向けたトレーニングを全米各地で実施。親子関係に関する学術論文多数。バーナード・カレッジ卒業。成績優秀な首席卒業者だけに特別に与えられる称号スンマ・クム・ラウデを受号
ファイン,ポール・R.[ファイン,ポールR.] [Fine,Paul R.]
北ニュージャージー地域精神保健センターに勤務する公認ソーシャルワーカーであり、セラピストでもある。離婚家族の支援を25年以上続けている
青木聡[アオキアキラ]
上智大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程満期退学。現在、大正大学心理社会学部臨床心理学科教授。あずま通り心理臨床オフィス開設。臨床心理士。片親疎外の問題に詳しい。AFCC(家庭裁判所・調停裁判所協会)公認のCustody Evaluator(監護評価者)およびParenting Coorinator(ペアレンティング・コーディネイター:養育計画作成支援者)のトレーニング、SVN(監督付き面会交流支援者の国際ネットワーク)公認の監督付き面会交流支援者のトレーニング修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。