出版社内容情報
レジリエンス―それは失敗から回復する力。天才的セラピストはいかに人を立ち直らせたか? エリクソン財団録音記録に基く名著邦訳。
【著者紹介】
前ミルトン・H・エリクソン財団の副理事。精神分析医。エリクソンに関する記録文書の保存と組織化に携わった。1500時間に及ぶミルトン・エリクソンの録音記録の研究を行った専門家。
内容説明
失敗から“立ちなおる力”は、必ずその人に備わっている―病、障害、事故、失業、別離…人生に打ちのめされた人々をあざやかに立ちなおらせた天才セラピストの方法と哲学。エリクソン財団1500時間の録音記録にもとづく決定版解説書。
目次
ミルトン・H.エリクソンの略歴
1 癒しと健康の土台(人間の条件;心の健康と癒し;臨床医の役割;哲学的枠組み)
2 臨床上のストラテジー(核となる6つのストラテジー;注意のそらし―Distraction;分割―Partitioning;前進―Progression;暗示―Suggestion;新たな方向づけ―Reorientation;利用―Utilization;結論)
著者等紹介
ショート,ダン[ショート,ダン] [Short,Dan]
心理学者。元ミルトン・H・エリクソン財団の副理事。ノース・テキサス大学でカウンセリング修士号、マサチューセッツ大学アマースト校でカウンセリング心理学の博士号取得。エリクソン催眠および短期療法の研究で世界的に著名。アリゾナ州での開業診療を軸に、論文執筆や世界各地での専門家の指導にも勤しむ。エリクソン財団では、エリクソンに関する記録文書の保存とアーカイヴ化に携わった
エリクソン,ベティ・アリス[エリクソン,ベティアリス] [Erickson,Betty Alice]
理学修士、認定専門カウンセラー。数多くの共著があり、専門記事の執筆も多く、その多くはさまざまな言語に翻訳されている。Centro Italiano di Ipnosi Clinica SperimentaleのFranco Granone賞の最初の受賞者。国の内外を問わず多くの会議で基調講演者を務めるかたわら、カウンセラーとして20年個人開業を続けている。ミルトン・H・エリクソン財団のニュースレター編集長
エリクソン‐クライン,ロキサンナ[エリクソンクライン,ロキサンナ] [Erickson‐Klein,Roxanna]
地域医療における看護の理学修士号と行政学の博士号を有している。ホスピス・ケアに特に関心をもつ看護師でもある。ミルトン・H・エリクソン財団の理事を務め、最近は「エリクソン・アーカイヴズ」の推進に専念
浅田仁子[アサダキミコ]
静岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部文学科英文科卒。社団法人日本海運集会所勤務、BABEL UNIVERSITY講師を経て、英日、仏日の翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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