内容説明
“夢の修行”がもたらす癒しとスピリチュアルな変容。現実は日常世界と“夢”の世界との交流の上に成り立っているというミンデル理論の実践編。仏教、老荘思想、シャマニズム等を援用し、いのちの全体性を回復しようとするプロセス指向心理学の試み。
目次
第1部 無為(「24時間の明晰夢」;明晰さとドリームワーク;悟り、東洋と西洋 ほか)
第2部 明晰さと癒し(タイム・トラベル;明晰さと癒し、予防医学;タッチと関係性のもつれ ほか)
第3部 明晰な生き方(ラブ・ストーリー、分身;人間であることの悲劇に対する万能薬;マンダラの中心にあるダイヤモンド ほか)
著者等紹介
ミンデル,アーノルド[ミンデル,アーノルド][Mindell,Arnold]
1940年生まれ。ユニオン大学院Ph.D.(臨床心理学)。プロセスワークの創始者。ユング派分析家
藤見幸雄[フジミユキオ]
認定プロセスワーカー、臨床心理士。ニューヨーク州立大学卒、米国トランスパーソナル心理学研究所修士課程修了。放送大学特別講義講師。東京都港区赤坂にて藤見心理面接室を開設
青木聡[アオキアキラ]
上智大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程満期退学。大正大学人間学部(臨床心理学専攻)助教授。臨床心理士。山王教育研究所スタッフ。東京都豊島区南池袋で「あずま通り心理臨床オフィス」を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たかぴ
17
この世界の成り立ちは合意的現実+ドリームランド+ドリーミング。原始的宗教がドリーミングを明晰にしている。量子力学等の物理学がようやく目に見えない世界であるドリーミングとの一体化に追いついているようだ。合意的現実の小さい自己にばかり目を向けると大きな自己が見えなくなる。大きな自己を見れるようにするために欲、自我を捨てるために瞑想をしたい。点を見るのではなく周辺にも意識を持ちたい。常にドリーミングを意識して精神的な病を引き起こさないようにしたい。これが出来れば引き寄せの法則が成り立つのだと思う。ありがとう。2020/02/25
shunkichi
0
M図書館。臨床の例とかがないので、今ひとつ、こころに響かない。なんか、いいっぱなしな感じがするんだよねえ。おれの読みが浅いせいかも。2013/09/08
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