愛する人を亡くした時 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393364437
  • NDC分類 936
  • Cコード C0011

出版社内容情報

子ども、伴侶、親、親友――愛する人の死を乗り越え、もう一度生きる勇気を取り戻すまでの実録。死別のつらさを克服するための17の指針を示す。キューブラー=ロス博士序論。

内容説明

子ども、伴侶、親、親友―愛する者の死に直面した人々がその悲しみを乗り越えてもう一度生きる勇気をとり戻すまで。体験者から学ぶ、死別のつらさを克服するための17の指針。

目次

1 愛児が亡くなったときの心の支え―愛児を失うと、親は人生の希望を奪われる(死産―つらい思いを家族に聴いてもらおう;生後六日目に死亡した新生児―カウンセリングを受けることも役に立つ ほか)
2 夫や妻が亡くなったときの心の支え―配偶者が亡くなると、ともに生きていくべき現在を失う(致命的な事故―苦しみを感じるのは正常である;二人の夫との死別を乗り越えて―悲しみに対処する力を自分自身の中に見つけよう ほか)
3 親が亡くなったときの心の支え―親が亡くなると、人は過去を失う(母親を亡くした娘の気持ち―さまざまな想いを書き記しておこう;亡父に対する息子の想い―亡き人の思い出は、残された者の心の中でいつまでも消えない ほか)
4 親しい知人が亡くなったときの心の支え―友人が亡くなると、人は自分の一部を失う(中学三年生の死―心痛む回想・心が慰められる回想;教区民を亡くしたときの神父の感想―追想することによって、故人と心の中で再会できる ほか)

著者等紹介

日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
1911年山口県生。1937年京都帝大医学部卒業。1941年聖路加国際病院の内科医となり、内科医長、院長を経て、現在聖路加国際病院名誉院長・同理事長、聖路加看護大学名誉学長・同理事長、(財)ライフ・プランニング・センター理事長。日本音楽療法学会会長。1998年東京都名誉都民。1999年文化功労者

松田敬一[マツダヨシカズ]
1941年岡山県金光町生。1963年日本福祉大学卒。ミードビル・ロンバード神学大学留学。金光教教学研究所所員を経て、金光教本部教庁布教部次長
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感想・レビュー

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ybhkr

1
事例集。アメリカのものだから宗教や医療に対する考え方の違いが大きい。たしかに日本人と共通する部分もあるが社会的背景を考えてもあくまでも事例であるかんじが拭えない。また時代も20世紀のものが多く、現代の医療や社会的な背景と異なる部分も多い。ただ、母子家庭一人っ子の母を亡くした手記は今の自分と同じ境遇で、旅の友であり母がすべてであるというくだり、他にもかなり共感できる部分が多かった。やはり境遇というものがもっとも共感できる要因なのだろう、と再確認。2013/11/15

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