出版社内容情報
あなたが息をしている限り,苦しみからの解放は可能である。2500年前に仏陀が「安般守意経」で説いた,呼吸を自覚し,深い安らぎと洞察を獲得する瞑想法をわかりやすく紹介。
内容説明
ブッダ直伝の瞑想法が記された「アーナーパーナサティ・スートラ」に基づき、あるがままの世界に目覚める方法を平易に解説。
目次
序章 アーナーパーナサティ・スートラ
第1章 身体と共に呼吸する
第2章 感受と共に呼吸する
第3章 心と共に呼吸する
第4章 智恵と共に呼吸する
第5章 凝縮した修行法―あるがままの物事と共に呼吸する
第6章 日常生活と共に呼吸する
第7章 沈黙の中に呼吸する
著者等紹介
ローゼンバーグ,ラリー[Rosenberg,Larry]
ケンブリッジ・インサイト・メディテーション・センター創設者。社会心理学の博士号を持ち、ハーヴァード大学、シカゴ大学、ブランダイズ大学で10年ほど教鞭を取る。クリシュナムルティ、ヴェーダーンタ、禅などを経て、ヴィパッサナー暝想に至る修業歴は30年に及ぶ。インサイト・メディテーション・ソサエティにおいても創設期から中心的指導者として活躍しており、最近はヨーガ・センターなどでもヴィパッサナー暝想を教えている
井上ウィマラ[イノウエウィマラ]
1959年山梨県生まれ。京都大学文学部哲学科宗教学専攻中退。曹洞宗で出家し道元禅を学ぶ。縁を得てビルマに渡り88年テーラワーダ仏教にて出家、ヴィパッサナー瞑想、パーリ教典とその解釈学、アビダルマ仏教心理学などを学ぶ。タイ、スリランカ、イギリスを巡礼して91年に帰国後、経典の翻訳に関わる。93年よりカナダ、イギリス、アメリカにて布教と瞑想指導にあたる。97年マサチューセッツ州バリー仏教研究所の客員研究僧を最後に還俗。98年マサチューセッツ大学医学部でのストレス・リダクション・プログラムのインターンシップを特待生として研修後帰国。宗教の枠を超えて瞑想を医療や教育、福祉の現場に手渡す方法を模索している
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