内容説明
宗教的伝統と科学的合理性を統合し、人類の新たな救済の可能性を開くウィルバー哲学の新たな展開！真のスピリチュアリティに到る叡智とその実践法を明示。
目次
統合的アプローチ
統合的な方法論としての多元主義
意識の段階
意識の状態
状態と段階
団塊世代の仏教
影と切り離された自己
「私たち」という奇跡
あまりにも明白な世界
コンヴェア・ベルトとしての宗教
統合的生活実践
偉大なる連鎖から近代以後への簡単な３つのステップ
統合的なポスト形而上学
生き続ける所与の神話
著者等紹介
松永太郎［マツナガタロウ］
１９４９年、東京生まれ。１９６９～７２年、米国留学。翻訳家。哲学・思想、心理学、宗教、政治、歴史など幅広い分野に関心を持つ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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gender
1
今まで探し求めていたことを ここまで理路整然と語りつくしてくれて もうすべてがストーンとある一点に帰着した。 最高の学問だと思う。義務教育にしたい ２３／７／２０ ２回目読了2010/01/02
iwri
1
私には、本書の内容は、少なくともウィルバーがそう主張するほどには、目新しいものだとは思えなかった。しかしながら、ポストモダンの思想(構造主義やシステム理論など）の視点を取り入れた、ウィルバーの理論は現代的でわかりやすく、多くのスピリチュアリズムが陥る問題点を正確に捉えていると思う。また、前と超の混同に関する考察は、今氾濫している多くの”スピリチュアル”な思想の良し悪しを判断するための、メルクマールになると思う。2010/07/28
