出版社内容情報
いま、日本は漠然としすぎている。何かが発揮されないまま、すっかり沈殿したままになっている。歴史と現在が大胆に交錯しないからである――
日本文化史にひそむ話題を取り上げ、その行間の一端に、今日につながる隙間を透く。
内容説明
追悼松岡正剛。無常迅速、歴史と現在の大胆な交錯。
目次
1 日本の意匠(吉右衛門の梅;桜と時代 ほか)
2 神仏のいる場所(中心の移動;説明の庭 ほか)
3 数寄と作分(主客の遊び;茶数寄茶振舞 ほか)
4 江戸の人工知能(和算と条理学;江戸の人工知能 ほか)
著者等紹介
松岡正剛[マツオカセイゴウ]
1944年、京都生まれ。早稲田大学出身。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授をへて、編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。情報文化と情報技術をつなぐ研究開発に多数携わる。日本文化研究の第一人者でもある。2024年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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