出版社内容情報
下天は夢、この世はまぼろし。不確かな現実のなかで、不安や苛立ちに苛まれる現代人には、生の喜びを感じられる思想が必要だ。古今東西の思想や歴史上の人物の逸話を吟味し、そこにひそむ世界の秘密を探求するとき、人生の難路を歩き抜く智慧が浮かびあがる。
内容説明
下天は夢、この世はまぼろし。戯れの生をいかに生きんや。不安と苛立ちの中で生きる現代人に、生の喜びを与える思想とは何か。古今東西の文献や歴史上の人物のエピソードを広く吟味し、そこにひそむ世界の秘密を探求するとき浮かびあがる、人生の難路を歩き抜く知慧。
目次
1 始まりの章(花と種子;原初の光景;天工と人工)
2 流れの章―派生と展開(テーマのある人生…長寿時代のサラリーマン;構想者たち;心域の地球モデル;隧道と桃源郷;「西遊記」の宇宙論;宗教の物語性について;死生観;設計図;世録―余世の人に)
附
著者等紹介
佐子武[サコタケシ]
昭和20年千葉県市川に生まれる。千葉大学工学部工業意匠(工業デザイン)学科卒業。(株)講談社出版研究所(百科事典編集部)に入社。その後、ミサワホーム総合研究所に移り、約20年間にわたり「住まいの文化誌シリーズ」全17巻(日本図書館協会選定図書 平成4年に建設大臣表彰)を単独編集。現在、書籍の編集と著述にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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