出版社内容情報
なぜ人は美・芸術に惹かれるのか。過去の学説や標準的理論を通してではなく、読者に自ら美と芸術について思索することを促し、人生を豊かにする手がかりとなることを目指す。美学の「練習」とする由縁である。自分の言葉で語るという長年の講義方式の集大成。
内容説明
なぜ人は美と芸術に惹かれるのか。先学の思想に頼ることなく、自らの感性と知性を磨いて考える楽しみ。美学は人生を豊かにする手がかりを提供する。
目次
第1部 美とは何か(快の一種としての美;三大価値の中の美;美と美的;感性)
第2部 芸術とは何か(芸術は術の中の術;芸術は術のための術;芸術は術を超える術)
著者等紹介
津上英輔[ツガミエイスケ]
1955年東京生まれ。東京大学文学部および大学院で美学を、ドイツ、フライブルク大学で音楽学を専攻。博士(文学)。同志社女子大学を経て、成城大学教授として美学を担当。その間、イェイル大学、ストックホルム大学で研修。2021年から赤塚健太郎らと放送大学「西洋音楽史」(ラジオ科目)を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。