アンダーグラウンド

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  • サイズ A5判/ページ数 553,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393333112
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ハッキングとは何か。ウィキリークスに繋がる少年達の欲望の行き先は。ネット黎明期の世界最高峰ハッカーたちの生き様と冒険を描く。

内容説明

彼女は秘密を知っていた。彼はそれを知りたいと思った…。ネット黎明期、少年たちの欲望・反抗心・希望はどこに向かったか。世界最高峰のハッカーたちの生き様と冒険を描く。

著者等紹介

ドレイファス,スーレット[ドレイファス,スーレット][Dreyfus,Suelette]
著述家であり、ジャーナリスト。オーストラリアにおけるハッキングに関する初の本格的文献である『Underground』を執筆したほか、ハッカーに関するドキュメンタリー映画の共同制作も務めた。ロンドンのThe Independent、The Age、The Sydney Morning Herald、The Australianといった雑誌や新聞への寄稿も多数。『Underground』は博士号取得の途中に執筆を始めた。メルボルン大学の研究員であり、情報システムに関する大規模な研究プロジェクトを複数運営している

アサンジュ,ジュリアン[アサンジュ,ジュリアン][Assange,Julian]
インターネット活動家、ジャーナリスト、出版者。オーストラリアに生まれ育つ。2006年に発足した、内部告発者による情報の漏洩サイトWikileaksの創設者であり、スポークスパーソンであり、編集主幹である。2010年、Wikileaksは、アフガニスタンとイラク戦争におけるアメリカの関与についての厖大な機密文書を公開し、マスコミを騒然とさせた。また2010年末には一連のアメリカの機密外交ケーブルを公開し、ケーブルゲートと呼ばれている

三木直子[ミキナオコ]
東京生まれ。国際基督教大学教養学部語学科卒業。外資系広告代理店のテレビコマーシャル・プロデューサーを経て、1997年に独立。海外のアーティストと日本の企業を結ぶコーディネーターとして活躍する傍ら、テレビ番組の企画、クリエイターのためのさまざまなワークショップや、スピリチュアル・ワークショップなどを幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

3
本書は、90年代オーストラリアの初期ハッカーたちに取材した青春ドキュメンタリーである。興味深いのは、フリーキング(電話回線の傍受)に始まり、NASAのシステムまで侵入するコミュニティがサイバー空間上に形成され、法が後追いしながら逮捕・裁判へと進む過程で、ハッキングとクラッキングを区別する倫理がサイバー空間内で形成される点だ。この空間を公園に譬え、危害を加えず世界と繋がるという彼らの倫理は、遊びや気晴らしという脆さを含む自覚にあり、管理に抗する自由は、法に反する時点よりも、自身の倫理に反する時点で生まれる。2018/07/05

arnie ozawa

0
ジュリアン・アサンジが著者に名を連ねていたのでwikileaksの話かと思ったけど、そうではなくオーストラリアを中心としたハッカー黎明期の話でした。それはそれで興味深い。「ハッカーを追え!」とか「カッコーはコンピュータに卵を産む」と言ったハッカー内幕ノンフィクション好きにオススメ。2012/08/25

nox

0
図書館本。ハッカーという存在について一般人が知る事は殆ど無いが、そんな彼らの仕事ぶりを教えてくれるのがこの本だ。この本に書かれているのはインターネット黎明期のハッカー達で、今の時代とは全く違っているだろうネットワークの姿が見える。とにかくハッカーという人種はコンピュータにのめり込んでいるのだなと思う。丸二日もコンピュータに向き合い、文字だけの画面を前にして考える。コンピュータの進化速度に負けないほど、ハッカー達は日々学んでいる。彼らの熱意と努力、そしてそれに裏打ちされた技術は尊敬に値する。2020/02/20

てつこ

0
90年代オーストラリアを舞台としたハッカー黎明期の記録。ハッカーひとりひとりに焦点を当て、ハッキングの中毒性やテクノロジーの限界突破、危険との隣り合わせの日々を描く。コンピュータ犯罪による法整備が充分でなかった時代、警察とハッカーの追いかけっこや逮捕後の裁判の経緯など読み応えあり。2019/11/24

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