出版社内容情報
情報化・高齢化の進む現代社会に必要な新しい身体知とは何か。またその身体知が容易に開発できる装置「チュービング」を解説。
内容説明
「新しい身体知」を育むチュービングとは何か。情報化・高齢化・仮想現実化の進む現代社会を生きるのに必要な「新しい身体知」とは何か。また、その身体知の形成に役立つ装置「チュービング」とは何か、について解説する。
目次
序章 チュービングとの出会い―宇宙少年と宇宙少女たち
第1章 身体が新しい主張をはじめた―チュービングの中で新しい知が誕生する
第2章 コミュニケーションの改革―身体・情報・表現の時代
第3章 宇宙視点から地球を見ると―「新しい身体」をつくり『進化の夢』を描く
第4章 新しい学校―世界の家庭にチュービングを
終章 アートの役割―歴史の歯車を正しい方向に回転させる
著者等紹介
福原哲郎[フクハラテツロウ]
舞踏家、ディレクター。東京スペースダンス代表。ダンス活動と平行して、身体知の情報化の問題に取り組む。1975年舞踏家として国内デビュー。舞踏第二世代に属する。1990年、『タルコフスキーの木』(国際交流基金後援)により海外デビュー。MITメディアラボ(ボストン)、ニューヨーク国連本部をはじめ、海外約40都市で公演・ワークショップ・特別授業を開催。2001年、外務省派遣講師。2004年~2006年、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同研究を実施し代表研究者を務める。2006年、「ユネスコ・デジタルアート賞―世界の20プロジェクト」(モナコ/ユネスコ後援)。現在は『スペースダンス・イン・ザ・チュービング』を内外で展開するための準備をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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