ノリのよすぎる男と他人に踊らされる女―演技性人格障害とは何か

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393332627
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0011

内容説明

「注目を集めたい」「人を喜ばせたい」と、頑張れば頑張るほど泥沼に陥っていく演技性性格の人々を、実例と理論の両面から丁寧に解説。また長野連続放火事件の容疑者「くまぇり」や、秋田連続児童殺害事件の容疑者の人生航路や行動傾向から、演技性人格障害と他の人格類型の違いを詳説、人格障害の根本問題を問う。

目次

第1章 あなたの隣の演技性性格者―ノーマルスタイル(赤い靴をはいた安藤美姫―ドラマティックの呪縛;杉村太蔵議員のノリのよさ―元気者の裏にひそむどうしようもない弱さ)
第2章 演技性人格障害と社会の微妙な関係(畠山鈴香容疑者が演技性人格障害ではないこれだけの理由―秋田連続児童殺害事件と反社会性人格障害;長野連続放火女「くまぇり」―演技性人格障害と犯罪)
第3章 演技性人格障害とは何か(ヒステリーからヒストリオニクスへ;演技性人格障害の臨床的特徴;演技性人格障害のサブタイプ)
第4章 演技性人格障害をめぐる多様な見解(精神分析派―カーンバーク、ストーン;認知療法―ベック、スペリー;対人関係論派―ベンジャミン)
終章 ヒストリオニクスの時代における「人間の条件」

著者等紹介

矢幡洋[ヤハタヨウ]
1958年、東京都に生まれる。京都大学文学部卒業。精神病院の相談室長などを経て、現在、矢幡心理教育研究所所長、西武文理大学講師。臨床心理士・作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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宵子

0
演技性人格障害及びそれっぽい人(不幸自慢系も含む?)についていくつか例をあげ、論じたもの。社会/誰かに認められたいが故に魅力的に振舞っているものの、自分がないため表面的なものに過ぎず、結局誰かに認められることはないって哀しいね。 しかも、表面的な魅力が社会が要求している性格ってのが更に痛ましい。 迷惑かけていないならば、我が強すぎて孤独な方がいいのかもしれない、と思った。作中にある現代日本社会は「『多様化』などといわれながら、進行しているのは、本質的には画一化であろう」ってのはごもっともである。 2013/06/08

もん

0
事例が多く紹介してありおもしろかったが、性格傾向と障害の明確な線引きは何をもってなされるのだろうか?社会に認められていること?理論を用いてむやみにカテゴライズすることで人の本質から離れてしまわないか。2011/10/15

独楽丸

0
大人年代の自分の周りにも演技性性格の人は多い。そういう自分の若かりし頃もこの類?1対1で見せる顔と、集団の中での顔が違って疑問に思っていた人達がいるが、演技性の種族かもしれない。やっかいで怖い・・・演技性集団。現代のイジメられっ子は、逆にまともな子の証なのでは、と感じてしまう。2011/06/06

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