出版社内容情報
働く、働かないにかかわらず、あらゆる年齢のすべての人に最低限の所得を保障するベーシック・インカム。その思想的源流としてドイツで読み直されているシュタイナーの〈社会有機体三分節化〉論を収録した社会思想の代表作。ロシア革命直後、ナチス擡頭前夜、時代に抗して語られた持続可能な新しい「社会の未来」。
人智学の共同体銀行をはじめ、シュタイナー学校、農場、病院等の建設の基礎となったシュタイナーの社会思想がわかる一冊。
【目次】
訳者まえがき 2009-10
アッピール 1919-03 ドイツ民族と文化世界に訴える
社会の未来
1919-10-24 1日目 いま、社会と生活を変えたいと思う意志はどこにあるか
1919-10-25 2日目 経済生活について――連携組織を基礎とすること
1919-10-26 3日目 法生活について――民主主義の課題と限界
1919-10-28 4日目 精神生活について――芸術、科学、宗教、そして教育
1919-10-29 5日目 精神と法と経済をいかに協調させるか
1919-10-30 6日目 国民生活と国際生活
付録 1919-2-21 社会主義とイデオロギー
訳者による解説とあとがき 2009-10
内容説明
働くことは経済と切り離されなければならない。社会問題の解決に向けて人間精神はどうあるべきか。〈社会有機体三分節化〉思想の内実と展開。
目次
アッピール(1919‐03 ドイツ民族と文化世界に訴える)
社会の未来(1919‐10‐24 1日目 いま、社会と生活を変えたいと思う意志はどこにあるか;1919‐10‐25 2日目 経済生活について―連携組織を基礎とすること;1919‐10‐26 3日目 法生活について―民主主義の課題と限界;1919‐10‐28 4日目 精神生活について―芸術、科学、宗教そして教育;1919‐10‐29 5日目 精神と法と経済をいかに協調させるか;1919‐10‐30 6日目 国民生活と国際生活)
付録(1919‐2‐21 社会主義とイデオロギー)